今日も一期一会

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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

図書館便り 「LIBRARY NEWS 1月号」

2012-01-12 | 司書室より
図書館便り「LIBRARY NEWS 1月号」を発行しました。
こちらです。

今月号の特集記事は「2011年年間ベストセラー」。
書籍取り次ぎ大手のトーハンが発表した<総合>では、1位から10位は以下のような結果です。

1位 『謎解きはディナーのあとで』 東川篤哉
2位 『体脂肪計タニタの社員食堂 500kcalのまんぷく定食』 タニタ
3位 『続・体脂肪計タニタの社員食堂 もっとおいしい500kcalのまんぷく定食』 タニタ
4位 『心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣』 長谷部誠
5位 『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』 岩崎夏海
6位 『人生がときめく片づけの魔法』 近藤麻理恵
7位 『KAGEROU』 齋藤智裕
8位 『くじけないで』 柴田トヨ
9位 『老いの才覚』 曽野綾子
10位 『謎解きはディナーのあとで 2』 東川篤哉

タニタ食堂のレシピ本は昨年もベストセラーに入っていて、今までに430万部以上も売れたそうです!
続編も出版されてベストセラーになり、先日一般向けにその食堂が丸の内にオープンしました。
私は上の10冊全部を読みました。
図書館には『片づけ』以外の9冊が入っています。

文芸書に限定したベスト10はちょっとビックリする結果に!

1位 『謎解きはディナーのあとで』 東川篤哉
2位 『KAGEROU』 齋藤智裕
3位 『くじけないで』 柴田トヨ
4位 『謎解きはディナーのあとで 2』 東川篤哉
5位 『百歳』 柴田トヨ
6位 『マスカレード・ホテル』 東野圭吾
7位 『下町ロケット』 池井戸潤
8位 『麒麟の翼』 東野圭吾
9位 『放課後はミステリーとともに』 東川篤哉
10位 『真夏の方程式』 東野圭吾

10冊中、東野圭吾氏の作品が3冊、東川篤哉氏の作品が3冊、柴田トヨさんの作品が2冊、
その他はポプラ大賞と直木賞の作品が1冊ずつだけでした。
人気が出ると、一気に売れる!ということでしょうか。
この中では『百歳』以外はすべて読みました。
私の一押しは『くじけないで』『マスカレード・ホテル』かな。

今月の作家はイギリスのチャールズ・ディケンズを取り上げました。
今年2012年は彼の生誕200年です。
彼の著作の『クリスマス・キャロル』は原作も映画も素晴らしい作品だと思います。

明日は図書委員会を開きます!

3学期始業式

2012-01-10 | 学校のこと
学校は今日から3学期です。
祝日の関係で、12月23日から1月9日までの18日間もの長い間、冬休みでした。
(そんなにあったんだ!)
3年生はもう4日後に迫ったセンター試験に冬休みどころではなかったようですが。

年末は大掃除やら年越しの準備やらで忙しく動いていましたが、
年が明けてからはすっかりのんびりムード。
息子が昨日まで帰省していたこともあり、家で「お母さん」していました。

今日から午前中のPCの仕事も始まり、やはり職場へ行くと気持ちがシャッキリします。
身も心も頭も緩んでしまい、いろいろ引き締めないとです。
(朝、スカートをはいてギョッとしました。。。)

図書館のカレンダーは今年も子猫の可愛い姿、みんなが癒されます♪
今年も仕事に、遊びに、勉強に、頑張ろうと思います。

東京でのお正月 ~2日目~

2012-01-08 | アート
2日目は、まず東京国立博物館へ。

今、平成館で特別展「北京故宮博物院200選」が開催中ですがこれは大々混雑です!
中国が世界に誇る至宝、「清明上河図」が初めて国外へ出たとかで、
入り口で「入場30分待ち、清明上河図は3時間待ちです!」と係りの方が叫んでいました。

時間があったらそちらも見ようかと言っていたのですが、3時間待ちは無理でしょう・・・、
と当初の予定通り本館の見学のみを楽しみました。
先着1400名にプレゼントの土偶ストラップをもらえるつもりで開館20分後に到着したら、
すでに「予定数終了」の貼り紙が!

本館では「博物館に初もうで」というイベントを開催中で、これがかなり良かったです。
今年の干支の辰にちなんだ美術品やお正月の風物を盛り込んだ作品がいっぱいです。
それに、今年は東京国立博物館は140周年を迎えるそうで、
「新年特別公開」と、これも所蔵品の中から選りすぐりの作品が展示されていました。

一緒に行った娘は辰年生まれなので、見るのにも力が入りました!?

撮影禁止のマークがあるもの以外は撮影可というので、写真も取り放題です♪

龍虎図屏風のうち 「龍図屏風」 曽我直庵筆      自在置物 「龍」 明珍宗察作

 

葛飾北斎 「冨嶽三十六景・凱風快晴」       国宝!雪舟 「秋冬山水図」
 
 

日本の素晴らしい美術品をたくさん見て、もう大満足!
そして、上野駅にあるフレンチのお店「ブラッスリーレカン」でお腹も満足♪
 

その後、娘はまだ初詣に行っていないというので、浅草の浅草寺とその隣の浅草神社へ。
(ここで片/桐/仁さんをお見かけし、娘は喜んでいました!)

 

ここで私が引いたお御籤がなんと凶!! 浅草寺は容赦がないそうですがちょっとへこみました。。。

充実した冬休みも松の内とともに終わり、明後日から、身を引き締めて仕事に取りかかります。

東京でのお正月 ~1日目~

2012-01-08 | アート
東京らしいお正月を楽しんできました♪

お友達と待ち合わせて、まずは初詣、全国一の参拝客を集める明治神宮へ。
年明けからもう1週間たっているし、それほど混んでいないだろうと思っていましたが、
原宿駅からかなりの人出、広々とした参道いっぱいに人が歩いています。
大学生の頃、代々木公園へ遊びに行った時に立ち寄って以来ウン十年ぶり!

参道沿いに大きなパネルがず~っと並んでいて、
それを読んでみると明治神宮が出来てから今年2012年は100年になるのだそうです。
明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后を祀っていますから、明治天皇が崩御してから100年ということなのですね。
まさに「明治は遠くなりにけり」です。

パワースポットとして話題になっている清正井(きよまさのいど)を目指しました。
入場料を払い広大な庭園をかなり歩いてやっとたどり着くと、数十人が並んでいます!
以前は2時間待ちもあったほど混んでいたそうですが、20分ぐらい待ちました。
霊験あらたかといわれている井戸はこれ!

携帯の待ち受け画面にしたりするとご利益があるそうなので早速そうしてみました♪
よろしかったら皆さんもどうぞ。

その後、本殿へ。
 
TVで初詣の様子を良く見るのはお賽銭を遠くから投げている参拝客ですが、ちゃんと正面まで行けました。
お願い事は。。。「家族みんなの幸せ」
明治神宮のおみくじは「大御心(おおみごころ)」といって明治天皇・皇后の和歌が渡されます。
私のは「日に三度みをかへりみしいにしへの人のこころにならひてしがな」。
論語にある
「曾子の曰く、『吾日に三度吾が身を省みる。人の為に謀りて忠ならざるか、
朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを伝うるか』」を歌った和歌でした。
う~ん、大事な事!今年は本当にこれを心がけたいです。

それから場所を移して、目黒へ。
昔からのいわゆる喫茶店(東京にはまだありますね)でサイフォンで淹れられたコーヒーを飲みながらゆっくりランチ、
その後、山手七福神の大円寺(大黒天)へお参りして、
目黒雅叙園へ到着、目的は百段階段で開催中の「源氏物語 ~衣装が織りなす恋愛絵巻~」です。
 

先日観た映画「源氏物語 千年の謎」で実際に使われた衣裳が展示してありました。
デザインを手がけたのは宮本まさ江さん、優美な世界がひと部屋ごとに繰り広げられていました。
大胆な発想とデザインで、今までにない平安装束になっています。

目黒雅叙園の庭園を眺めながら、甘味を楽しみました。ここのトイレは豪華絢爛!
 

その後、パリから帰って来た娘と会って寿司屋で夕食♪
その時に、「明日、博物館へ行こう♪」という話で盛り上がり、急遽、東京で夜を過ごすことになったのでした!

『スウィート・ヒアアフター』 『神様2011』

2012-01-04 | 本の紹介
昨日は実家で、またまた飲んだり食べたりお話したりと楽しいお正月。
実家では、実にの~んびり出来ました♪

昨年はちょうど100冊の本を読みました。
年間100冊読了が目標でしたので、ちょうど(やっと!)達成できました。

昨年最後に読んだよしもとばなな著 『スウィート・ヒアアフター』が、心に沁みました。
作者の言葉によると、
「とてもとてもわかりにくいとは思いますが、
この小説は今回の大震災をあらゆる場所で経験した人、生きている人死んだ人、全てに向けて書いたものです。」

ある日、主人公を襲った自動車事故。
同乗していた恋人は亡くなり、自身はお腹に鉄の棒が刺さりながらも死の淵から生還します。
でもそれを機に彼女には、なぜか人には視えないものたちが見えるようになってしまうのです。

生と死は隣り合わせで、死んでしまったからといってその関係がすっかり切り離されてしまうわけではない。
そして、生きている人は命ある限り生きていかなくてはならない、そんなことを感じました。
タイトルは「スウィート・ヒアアフター(sweet hereafter)」=甘い来世
そう思うことで、生きている人も救われるのかもしれません。

今年も1年間で100冊読了を目標としていますが、最初に読んだ本は川上弘美著『神様 2011』。
「あのこと」以降を描く川上弘美の問題作とうたわれています。
くまにさそわれて散歩に出る──93年発表のデビュー作を福島原発事故を受け改編したものです。
デビュー作の短編『神様』の後に、『神様 2011』が収録されています。
同じシチュエーションなのに、防護服を着、被爆許容量を心配し、ガイガーカウンターで計測して散歩するくま。
あとがきにある作者の言葉、
「原子力利用にともなう危険を警告する、という大上段にかまえた姿勢で書いたのでは、まったくありません。
それよりもむしろ、日常は続いてゆく、けれどその日常は何かのことで大きく変化してしまう可能性をもつものだ、
という驚きの気持ちをこめて書きました。」

震災文学というジャンルがうまれているらしいです。

明けましておめでとうございます

2012-01-01 | いろいろ
新年明けましておめでとうございます。
2012年もよろしくお願い致します。
氏神様にも年神様をお迎えしました。

昨夜からの年越しは例年通り母屋でみんなで一緒に寿司&年越しそばを食べ、
紅白を見てSMAPと一緒に歌い、
カウントダウンコンサート「東急ジルベスターコンサート」でハラハラの年明けを迎えました。
年明けと同時に音楽が終わるというイベントの今年の楽曲はラヴェル作曲の「ボレロ」、
残念ながら5秒ほど早く終わってしまい、指揮者の金聖響さんも演奏者も観客も苦笑いでした♪
その後、「年の初めはさだまさし」を見ました。

朝になり、夫は元旦マラソンからお昼前に帰ってきて、
息子は夜に出掛けて行った友人との初詣でから明け方帰ってきて、
母屋で揃っての元旦の朝です。
遠くパリにいる娘を想いながら、みんなでカニ尽くし&日本酒・シャンパン・ビールと飲み尽くし。


母屋のお茶室にはお正月飾りとして、打ち掛けと、龍の香合が!
 

2012年が平穏無事な1年になりますように。
(早々にちょっと大きな地震がありましたが・・・)
このブログを読んでくださっている皆様、昨年はお世話になり有難うございました。
今年もよろしくお願いいたします。