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古事記を学ぶ 総集編

2018-11-30 | 本の紹介
今夜は、先月最終回を迎えた「古事記を学ぶ会」の総集編でした。
私たち講師二人が神話等について語った後、参加者の皆様からも感想や意見等をお話しいただきました。
そこで一番話題となったのが
「子どもの頃から知っていたあの神話が『古事記』の一部とは思わなかった。」
そうですね、今思うといつ『古事記』の一部と知ったのか、はっきりと覚えていません。
そして、今回の学びでそれぞれの「お話」が一つに繋がり、流れが理解できたことも大きな学びでした。

私は、我が子たちと取り組んだ「1日1冊絵本音読」や読書等の話をし、最近読んだ本も紹介しました。
『幼い子の文学』 瀬田貞二 著 (中公新書)
瀬田氏は著作『きょうはなんのひ?』や『おだんごパン』『指輪物語』等の翻訳等で知られる、
児童文学作家、翻訳家、児童文学研究者、読み聞かせ等で幼い子たちの読書に関わっている方必読の書です。

その他、11月の読書は以下の10冊でした。
holyの本棚 - 2018年11月 (10作品)
ののはな通信
ののはな通信
三浦しをん

読了日:11月01日

白い馬
白い馬
東山魁夷

読了日:11月06日

ある男
ある男
平野啓一郎

読了日:11月24日

沈黙のパレード
沈黙のパレード
東野圭吾

読了日:11月28日

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すでに紹介した本もありますが、ベストセラーとなっているのが東野圭吾 著の『沈黙のパレード』(文藝春秋)
6年ぶりのガリレオシリーズ、第九作は長篇書下ろしとして出版され、
早速読みましたが、家族の愛情や最後のどんでん返しなど東野節が冴える大変面白く推せる作品です!!
(先日行った図書館では100人待ちとなっていました!
ベストセラーがすぐに借りられるのはこの地に住んで良かったと思う事のひとつ。司書として思いは複雑ですが・・・)
もう1冊、話題の書となっている平野啓一郎 著の『ある男』(文藝春秋)
これも、最後には思わず涙がにじみ、今の人生や家族に思いを馳せ考えさせられるとても良い作品でした。
これで今年は95冊、目標の100冊は今年も達成できそうです♪

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
古事記を学びました。 (かっしーまま)
2018-12-02 08:21:31
半年間、楽しい時間をありがとうございました。
番外編の「一日一冊絵本音読」のお話は、とても興味深く聞きました。きっと宝のような時間を、お子さんと過ごされたのだと思います。
会がはけた後立ち話で、T女学院の宗教主任の牧師さんがご家族でドイツへ行かれた時の話をしました。それには続きがあって、息子さんはドイツ語が堪能になりましたが、家庭では日本語の絵本を読んだそうです。特に好んだのが、村岡花子訳の「いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう」です。英語でもドイツ語でも、ちゅうちゅうは女の子なのです。作者のバートンもちゅうちゅうに自分を重ねたらしいのですが、日本語訳は男の子を思わせます。村岡女史があえてそう意識したのかもしれません。
それで息子さんは、断然日本語訳!と思ったらしいです。
それでもラストは、最新式の列車に助けられて、女の子かな?と思わせます。名訳です!
またお会いする日を楽しみに!!
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かっしーまま様 (holy)
2018-12-02 20:51:19
半年間、こちらこそ楽しい時間を過ごさせていただきありがとうございました。
私の自作資料をお使いいただき復習の学習会を開いていると伺い、頭が下がりました。
「1日1冊絵本音読」により、初めての日本暮らしの息子の語彙も増え母と子の至福の時間を過ごせたことは本当に良かったです。
『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』懐かしいです!!
我が子の読んだ絵本はすべて保管していて、今せっせと孫へ運んでいるところです。
年を経ても古びない絵本の持つ力にあらためて驚かされる、また絵本を音読する楽しみがやって来て3度目の子ども時代を楽しく過ごしています。
またどこかでご一緒出来ますように。

今月中旬に北本で朝井リョウさんの講演会がありますが、もしご興味がありましたらご連絡ください。
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