カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

早起きは大きな損失の元

2022-11-15 | 掲示板

 ある会の記念例会だからというので、わざわざ依頼もあったことで、多少の律義さを出して早起きすることになった。前の晩はちょっと早めに映画を観たのだが、これが二時間以上の尺で、結局そんなに早寝はできなかった。休肝日でもあったので導眠剤を飲んで、布団でしばらく格闘したかもしれない。結局は寝ていたので、大した睡眠不足になったはずはないとは考えられるけれど。
 でも目覚ましはかけていたし、結局つれあいに起こされ、月並みだが、もう朝か、と思った。そそくさと支度して、いつもなら新聞読んでいたいところだが切り上げ、家を出た。当然ながら外は暗く、しかし車はまだ多くは無い。会場まではスルスルと着いてしまって、駐車も終了後すぐには出ないだろう(と誘導された)という車の前に停めた。会場では知った人と挨拶を交わし、知らない人とは名刺交換をした。実は朝なのでずっと頭はボーっとしている。社交的にふるまっている自分というのは知っているが、こういう状態だからたぶん長時間の記憶には残ることは無い。
 例会が始まり、いろいろ儀式はあり、挨拶聞いたりお話聞いたりした。いちおう気になるところはメモに取ったりもした。しかしずっとボーっとしている。これは早起きした状態の特徴である。もう少ししたら激しい睡魔に襲われるのだ。
 朝食は断り、着替えに帰る。せっかくだから家で朝食を摂り、車に乗り出勤し直す。頭がぼーっとしたままで運転が危険かもしれない。そろそろ眠いという感じもわいている。コーヒーをちょびちょび飲んで、今日の予定などを考える。運転中なので手帳を見ることができない。記憶の中にはたいした用事は無いが、手帳が無ければ本当の予定なんて知りようが無いではないか。
 さて、職場に着いてからがさらに問題が顕在化してくる。それというのも、物事の内容が頭に入ってこない感じなのである。文章の理解も遅れるし、人の話も輪郭かボケている感じもある。そうしていつの間にかボーっとするような時間ができる。コーヒーや炭酸水をがぶ飲みし、何度もトイレに行き、ウロウロする。しかしながら、眠気というのは結局寝ないことには解消されない。しかし、睡眠が必ずしもひどく不足していないにもかかわらずこうなるので、ひどい睡魔に襲われているわけでは無いのだ。
 おそらくなのだが、夜更かししての睡眠不足と、早起きしての睡眠不足は、何か性質が違うのである。もちろん僕の個人的な体質のようなものがあるとは考えられるが、いつもと違う一日のスタートを切ることで、体の方がその異変に慣れていかないのが一番の原因なのだ。ある程度一定の時間に起きる習慣がついているので、ごくたまにそれより早い時間に起きることで、その異変をずっと抱えたままリセットされることができないのかもしれない。
 そういう訳で、僕にとっては早起きは非常にリスクが高い問題である。ずっと早起きし続けると、いくらかそれは改善されるだろうことは分かるが、そうすると今度は、寝る時間の調整をする必要があろう。そうすると今度は帰宅時間を調整する必要があるだろうし、その前の仕事の配分を変える必要があるかもしれない。現実的にそんなことをすることで、もっと体調に異変が起こるかもしれない。可能であるならば、早起きはできるだけしないに越したことは無い。体に悪いだけでなく、無駄の多い一日が増えるだけのことなのである。
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