カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

埼玉散歩・鉄道博物館(その4)

2024-07-26 | 散歩

 ホテルに戻って少しうだうだした時間を過ごして、このホテルにも何やら美術館があったらしいのだが、改装中で休館だという。なんとなく残念である。雨なので屋内の施設の方がいいと思う。そこで思いついたのが鉄道博物館だった。浦和からすぐお隣の、大宮にあるじゃないか。
 実際には大宮で、ニューシャトルというモノレールに乗り換えて行く(後で調べたら、モノレールじゃなくて、なんとタイヤで走っているらしい。乗り心地はモノレールのそれに似ていたが、タイヤの外枠がレールの枠に挟まっている妙な構造をとっているようだ)。この日は日曜で、家族連れが非常に多い。リュックを背負った子供が結構いて、ハイキング気分で鉄道博物館に行くらしい。一駅で着いたが、乗客の半数が降りたのではなかろうか。
 駅から降りて、ほぼ博物館行きのための道が続いて、なんとなくワクワクする。道には古い鉄道の時刻表などが、レリーフとして印字してある。建物もかなり大きな感じで、いったい中はどうなってるんだろう? って感じである。
 当日券1600円で入場してすぐに右手の暗めの体育館のようなところに、たくさんの鉄道車両が展示してある。古いものから新幹線まで、あちこちから歓声が上がっていて、団体・家族連れ、外国人などがたくさんいるもようだった。僕もいろんな車両を見て回り、乗れるものには中に入った。電車に乗るのなんてなんとも思ってなかったが(いや、結構好きな方だとは思うけど)、動きもしない車両にのってこんなに楽しいなんて、なんだか不思議である。これは子供が喜ぶというよりも、やっぱり鉄っちゃんが喜ぶということなのではないか。そうして子供を連れて行きたくなる、ということなのではないか。または雨だし子供を連れていくにはココしかなかったんだよ、という人もいるかもしれないが、それでも初めてであれば、大人としてもいい感じじゃないか、とは思うのではないか。
 鉄道で働く人々の寸劇を見たり、ジオラマ見学などもした。個人的にはこのジオラマが特に良かったが、そういえば別の鉄道博物館でもこんな感じの見たことあるな、とは思った。そういえば、向島の東武博物館に何年か前に行ったんだった。それよりもいくぶん規模の大きなジオラマで、両方みるとさらにいいのではないか。趣もいくぶん違うようだし。
 昼時というのもあって、食堂やお弁当屋さんなどは長蛇の列ができている。お弁当を買って、外の列車の中で食べるシステムなどがあるようだ。持ち込みのお弁当などを食べるスペースもあって、やはり家族連れでにぎわっている。おじさん一人でウロウロしているのは完全に少数派で、僕は一人テクテク貸し出しの傘をさして外のスペースを見学していた。小さい箱のような電車に乗って遊んでいる人なんかもいて、中の子供が手を振ってくれる。ながめながら手を振り返して歩いて回った。子供向けの科学的な仕組みを学ぶコーナーもあったが、さすがに大人として遠慮した。いろんなものを投げつけるだけの乱暴な子供もいたりして、なかなかに大変そうなのだった。
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