また風邪をこじらせた。天気もいいし、気温も高くなって、世間はクールビズだからネクタイしなくてもいいのかもしれないけど、なんとなくまだ立場上ネクタイしめて会議なんかに出席している身として、大変につらい。また、いつものように鼻水とくしゃみが大変なことになっている状態なんで、近くにいる人には警戒されるし、またそれなりに同情される。熱があるのかはあんまりわからない(気温が高いので多少その影響がある程度の熱だ)のだけれど、具合の方はちゃんと悪いし、鼻水対策として薬は飲んでいて、移動の車の運転も危険だ。薬を飲んで30分くらい経過すると、多少は効いていると実感はあるけれど、少しボーっとしてしまう。気を紛らわそうと思って空想世界に入るが、これもあんまりうまくいかない。薬が無いともっとつらいはずだが、なんとなく薬の所為でつらいという気分にもなる。早く時間が経過して、役割が終わらないかということが気になって、しかしそういうことを考えている自分もつらい。いつかは病気は治るはずだという思いがあって、そうして元気になった自分を夢想し、慰める。しかし実際にはつらいから、たいして慰めになったりはしない。
ただ、薬を飲んでいて一つだけいいことはあって、ふだんは胃腸の調子が悪いのだけれど、これが少し改善する。恐らく抗生物質が腸内の細菌を殺すので、善玉菌まで死ぬのは困るにせよ、腸内の状況が好転するのだろうと考えられる。通勤などの移動に際して、一定の不安を抱えている身としては、この心配が減るというのは大変に助かる。でもまあ具合のいい方がいいといえばいいので、早く良くなって普通に空想世界を遊べるようになることを祈ってはいるのだけれど…。