毎年のことながら、今年のタイムリーとは限らない、個人的な一年の振り返り。いい映画は結構観たけど、収穫としてはこんなところだろうか。もう一回観てもきっと面白いだろうと思うようなものを選んでみることにした。
野良猫ロック セックス・ハンター/長谷部安春監督
まずは追悼、安岡力也。タンポポでもよかったんだけど、この作品は若くてなかなかカッコいいので、改めてみるべきかもと思った。
いい映画というか、比較的感動ものという感じ。こういう映画に当たると、本当に時間の経過が分からなくなる。つまりいつの間にか熱中して観てしまう訳だ。
リトル・ランボーズ/ガース・ジェニングス監督
ファンタジーだね。
ALWEYS三丁目の夕日’64/山崎貴監督
これもファンタジーには違いない。
おおかみこども雨と雪/細田守監督
これは大人の映画かな。絵なのに白いところが多いというのがまた○。
英国王のスピーチ/トム・フーパー監督
いい話だよね。実用的だし。
スーパー8/J・J・エイブラムス監督
これは文句なしかな。もちろん僕らの少年時代のノスタルジーだけど。
ドラゴンタトゥーの女/デビット・フィンチャー監督
今年一番良かったな。個人的に、ということだけど。映画的な変なヒロインの誕生である。
ホラーばかりではないが、ホラーとしか言いようのない状況も含めて。しかしここからいろいろ学ぶこともある訳で、目をそらすだけが人生では無い。
ブラック・スワン/ダーレン・アロノフスキー監督
気持ち悪いけど、凄まじい芸術かも。
ぼくのエリ 200歳の少女/トーマス・アルフレッドソン監督
なんだか美しすぎるが、恋というのは他人に仕えるわけで。
十三人の刺客/三池崇史監督
ちょっとやり過ぎ。
クロッシング/キム・テギュン監督
気分良くない。
チェイサー/ナ・ホンジン監督
気分最悪。
なんか今年は馬鹿な映画を借りて観たなあ、という感じがする。並べてみると、みな大青春。そしてやっぱり大感動。もちろん馬鹿な感性が無ければ面白くもなんともないかもしれないのでご注意を。
スーパーバッド 童貞ウォーズ/グレッグ・モットーラ監督
この人たちは大人になってもきっと友情で結ばれていることだろう。
アドベンチャーランドへようこそ/グレッグ・モットーラ監督
いい話だよな。もちろん今となっては、だが。
2999年異性への旅/マイク・ニコルズ監督
ばか。
無ケーカクの命中男(ノックト・アップ)/ジャド・アバトー監督
男の友人としてはいい奴なんだけどね。
40歳の童貞男/ジャド・アバトー監督
この人は普通にモテるのではないか疑惑を持ちながら観たりして。
ソーシャル・ネットワーク/デビット・フィンチャー監督
こういうのも、ある意味では馬鹿な青春というべきかもしれない。この作品だけはコメディでは無いので、ご注意を。
ウソから始まる恋と仕事の成功術/リッキー・ジャーヴェイス監督
キリスト教の国だとこういう話になるのかなあと思ったりして。
SRサイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム/入江悠監督
痛い、ホントに痛い。完成度も高くなってきたなあ。
小悪魔はなぜモテる?!/ウィル・グラック監督
これは特別かもしれない。こういう女こそいい女だと思うけど、世間一般ではそうでは無いかもしれない。しかし、やはり人間として偉い人は尊敬されてしかるべきだと思います。