タクシー無線なんかで「大きな荷物の忘れもの」という言葉が出たら、犯罪者を乗せているという意味だというのは有名な話だが、実際に客の忘れもののアナウンスを聞いたことはあっても、幸いというか「大きな」方のアナウンスは聞いたことが無い。自分が犯罪者になったら通報されたという意味なので覚えておくと有用だが、これだけ有名であると運転手は危険ということになるから、既にこの隠語のようなものは、変換する必要がありそうである。もしくは既にそうなっているかもしれない。
デパートで「雨に歌えば」の曲が流れたら、外が雨になったという意味になるらしく、傘とかその様な商品を並べる合図なのだという。これはいまだにそうらしく、僕は実際に聞いたことがある。それで特に得をしたということも無いが、外は雨らしいよ、と予言めいた事を言うことくらいは出来る。
ネットで話題になってたんだが、動物園で動物が逃げてしまった時も、このような暗号的な隠語があるらしい。その施設によっても違うようなので特定の言葉としては断定できないが、業務連絡で訳の分からない事を言っていると要注意ということになるかもしれない。ライオンやクマなどだったら、さすがにすぐに避難させるとは思うのだが、実際はどうなんだろう。ああいうところでの案内のアナウンスは、注意して聞く必要がありそうである。