「涅槃」NIRVANA

2020-05-20 | 【断想】音楽

 黛敏郎の交響曲「涅槃」(1958年初演)。
 岩城宏之指揮
 東京都交響楽団
 東京混声合唱団
 DENON
 以下は、聞きながら感じたことのメモ。
 第1楽章;きらびやかな音。そのきらびやかさは、金色や赤色を基調とした仏教寺院の中を感じさせる。
 第2章;読経。読経の持つ迫力を感じる。
 第3章;信仰のやすらぎ、華やか晴れやかな世界。
 第4章;読経。内面的修養。
 第5章;ドスがきいたきらびやかさ。
 終曲(フィナーレ);呼吸をととのえる。
 とても親しみやすい現代曲。日本を感じさせる。
 自然に入ってくる音なのだ。
 もっと、日本の作家のものに親しまなきゃいけないな。
 その方が、歩きやすい。


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