“ブルージー・バレル”

2024-09-13 | 【断想】音楽

 久しぶりにケニー・バレル
 “ニューヨークの秋”を聞く。
 バーノン・デュークという人が、1934年に、詞と曲を書いた。
 いいな・・・・・。
 胸にやさしく沁みてくる。
 嫌味が無い、洗練されている。
 ブルージーなのだ。
 もう少し聞こうと、以下のアルバム。
 ケニー・バレル・ウィズ・コールマン・ホーキンス「ブルージー・バレル」。
 1962年の録音、レーベルはPrestige。
 〈演奏メンバー〉
 ケニー・バレル(g)
 コールマン・ホーキンス(ts)
 トミー・フラナガン(p)
 メイジャー・ホリー(b)
  エディ・ロック(ds)
 レイ・バレット(conga)
 〈収録曲〉
 1.トレ・バラブラス
   都会的な洗練のなかに、田舎の臭い。
   コールマン・ホーキンスの野太いテナー・サックスの音に、いささか違和感。
 2.ノー・モア
 3.ギルティ
 4.モントノ・ブルース
 5.アイ・ソート・アバウト・ユー
   田舎くさいと言ったホーキンスの音が、優しさを感じさせる。
   違和感がない。
 6.アウト・オブ・ジス・ワールド
 7.イッツ・ゲティング・ダーク
   ◇
 先刻、眼のはしに何かが見えた。
 誰かが、そこに来たような。
 誰かが、死んだんじゃないだろうな。


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