ケニー・ドリュー・トリオ

2021-06-16 | 【断想】音楽

 「ケニー・ドリュー・トリオ」、スイング・ジャーナル誌選定ゴールドディスクのアルバムである。
 パウエル派のピアニストであるケニー・ドリューが、軽快なタッチで演奏し、多くの人に、「これは分かり易く、気分良く聞ける。ジャズを愉しめる」と感じさせたものである。
 1956年に録音され、リバーサイドからリリースされている。
 トリオのメンバーは、ケニー・ドリュー(p)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。
 確かに、ジャズを音として愉しむにはいいかも知れぬ。しかし、音プラス人として受けとめようとするとどうだろうか。
 ジャズを愉しむには、演奏者の個性・性格を音を通じて感じ取るところにもあると思う。
 これは、特異であればあるほど魅力があると。
 いささか、いちゃもんかな。
 収録曲は、8曲。
 1.キャラバン
 2.降っても晴れても
 3.ルビー、マイ・ディア
 4.ウィアード・オー
 5.テイキング・ア・チャンス・オン・ラブ
 6.星に願いを
 7.ブルース・フォー・ニカ
 8.イッツ・オンリー・ア・ペイパームーン


ロレンザッチョ・シンフォニー

2021-06-16 | 【断想】音楽

 ロレンザッチョ・シンフォニー
 シルヴァーノ・ブソッティ作曲
 北ドイツ放送交響楽団
 ジュゼッペ・シノーポリ指揮
 もともと歌劇として作られたものの管弦楽曲化のようだ。
 ロレンザッチョとはロレンツィーノ・デ・メディチのこと。
 そんなに長い曲ではないので、久し振りにブソッティを聞いてみようかと思った。
 現代曲である。
 映像があって、それにともなう方がいい曲かな。
 グラモフォンからの2枚組のCDに収められているが、他に2曲。
 ・The Rara Requiem:ラーラ・レクイエム
 ・Bergkristall:バレエ音楽“水晶”


祝祭:Fiesta

2021-06-16 | 【断想】音楽

 「フィエスタ:Fiesta」は、チャーリー・パーカーのVerve(ヴァーヴ)からのアルバム。
 1951~1952年録音で、ラテンのリズムにのっての演奏。
 チャーリー・パーカー(1920~1955)は、ディジー・ガレスピーとともに、ビバップの創始者とされる。ガレスピーとは、ともに演奏もした。
 薬物依存症に苦しみ、直接の死因は心臓麻痺だが、34歳でなくなっている。
 1.ウン・ポキート・デ・トゥ・アモール
 2.ティコ・ティコ
 3.フィエスタ
 4.ホワイ・ドゥ・アイ・ラブ・ユー
 5.ホワイ・ドゥ・アイ・ラブ・ユー
 6.ホワイ・ドゥ・アイ・ラブ・ユー
 7.ママ・イネズ
 8.ラ・クカラチャ
 9.エストレリータ
 10.ビギン・ザ・ビギン
 11.ラ・パロマ
 12.マイ・リトル・スエード・シューズ