直立猿人/PITHECANTHROPUS ERECTUS

2021-06-14 | 【断想】音楽

 久し振りに、大好きなチャールズ・ミンガス。
 LP「直立猿人」のSIDE ONE 、「ピテカントロプス・エレクトス」と「ア・フォギー・ディー(霧深き日)」。
 1956年録音、アトランティック。
 先日、テナー・サックスのJ.R.モンテローズのアルバムに接して、「直立猿人」では、どうだったろうかと思った次第。
 ホーンは、アルト・サックスのジャッキー・マクリーンと二人である。
 ピアノは、マル・ウォルドロン、ドラムスは、ウィリー・ジョーンズ。
 チャールズ・ミンガスがつくり出す音楽は、妙な屈託がなくて気持ちいい。
 SIDE TWOに、ミンガスがジャッキー・マクリーンのために作った「ジャッキーの肖像」、もう一曲「ラブ・チャント」。


ルカ受難曲:ST LUKE PASSION

2021-06-14 | 【断想】音楽

 ペンデレツキ作曲の「ルカ受難曲」、凄く迫力がある。
 ペンデレツキ指揮、ポーランド国立放送交響楽団(argo)で聞く。
 2部構成で、第1部は、「キリストの受難」。
 1.「ああ唯一の望みである十字架よ」
 2.オリブ山の祈り
 3.アリア「神よ、私の神よ」
 4.アリア「主よ、あなたのみ許に住まうのは誰ですか」
 5.イエスの捕縛
 6.エレミアの哀歌
 7.「主よ、どうして長い間、遠ざかっておられたのですか」
 8.ペテロの否認
 9.アリア「私をお裁きください、神よ」
 10.最高法院の審問
 11.エレミアの哀歌
 12.「私を憐れんでください、神よ」
 13.ピラトの審問
 なんとなく接する曲じゃない。
 第2部は、「キリストの死」 


エレジー

2021-06-14 | 【断想】音楽

 「ヴィオラとピアノのためのロマンスとエレジー:Romances and Elegies for Viola and Piano」、日本では、「エレジー」と名づけられているアルバム。
 サブ・タイトルは、「陽炎の憂愁」。
 1985年、ニューヨークで録音、ECMからのCD。
 キム・カシュカシャンのヴィオラとロバート・レヴィンのピアノのデュオで、7曲が収録されている。
 ヴォーン・ウィリアムズの「ロマンス」、エリオット・カーターの「エレジー」、ゾルタン・コダーイの「アダージョ」を聞いた。
 高原での休日、緑なす庭園を眺めて、お茶を飲むとき、流れていてもいいな。