樹皮の内皮が緑色

2009-08-25 | 【樹木】ETC
 「たまに、こちらの道を行こうか」と言うところに、その木は生えている。
 名前がアオハダ(青膚)と言うことは、幹につけられたプレートで知っていた。
 特に関心をそそらせない木である。
 先般、その枝に赤い実を見つけて、図鑑で確認してみる気になった。
 モチノキ科モチノキ属の落葉樹である。
 樹皮の内皮が緑色であるところから、その名がついたそうだ。

白い百合と言えど

2009-08-25 | 【草花】ETC
 しばらく、きわめて限られた景色しか見られぬ環境にいた。
 窓の外に眺められる傾斜地の白い花はひとつの慰めだった。
 その花はユリ。
 テッポウユリ系か。
 野生のユリと言っても種類が多くて、何と呼べばいいか分からぬ。
 写真は、別の場所で見つけた同じ種類と見られるユリ。

うらみむとのみ人のいふ

2009-08-25 | 【断想】ETC
 海人のすむ里のしるべにあらなくにうらみむとのみ人のいふらむ(小野小町)
 わたしは海辺の里の案内人ではありませんことよ。
 浦が見たい(うらみむ)と言われても困ってしまいます。
 そして、あなたは。
 わたしのことを恨みに思う(うらみむ)と言うけれど。
 お門違いですよ。
 あなたって、ひとの気持ちのわからぬ、お馬鹿さんね。