大谷はやっぱり凄い!今日甲子園で行われている【マツダオールスターゲーム第2戦】で日本ハム・大谷翔平が先発し、全セの1番・鳥谷(阪神)の初球にいきなり161㌔の自己最速をマークすると、2球目にクルーン(巨人)に並ぶ162㌔を記録した。それでも鳥谷と3番バレンティン(ヤクルト)に直球を狙い打ちされ、1死一、二塁とすると、続くマートン(阪神)にも157㌔を右前にはじき返され失点した。結果、打者5人、全23球のうち160㌔超えは12球。中2日で臨むため1イニング限定のマウンドだったが、その存在感は甲子園ファン魅了した。
今日の重賞を振り返る。函館11Rで行われた【第46回函館2歳S】は、藤岡康太騎乗の4番人気で連闘に踏み切ったアクティブミノル(牡・北出成人厩舎)が22年ぶりの【函館2歳S】逃げ切り勝ちをやってのけた。タイムは1分10秒2。レースは抜群のダッシュでアクティブミノルがハナを切ると、クールホタルビ、アンブリカル、マイネルエスパスなどが好位に。アクティブミノルは、リズムの良いフットワークで軽快に飛ばし、直線に向いてもその脚いろは全く鈍ることがなかった。12日にデビューして、わずか1週間後の重賞Vは、1992年のマザートウショウ以来となる同レースの逃げ切り勝ちであった。1馬身差の2着は馬群の中から伸びた11番人気の伏兵タケデンタイガー。さらに3/4馬身差の3着が2番人気のトウショウピストで、僕が本命に推した1番人気のマイネルエスパスは5着に敗れた。
勝ったアクティブミノルはスタートも二の脚も速く余裕のある勝利。短距離のスピード馬でこれからも楽しみだ。2着タケデンタイガーは今までと違う末脚で追い込んできた。このような競馬ができるとなると今後楽しみが増えた。3着トウショウピストは外枠が全て。ただ血統も良くもっとよくなるだろう。5着マイネルエスパスはゲートを出てぶつけられて、エキサイトしてしまった。それが響いたのか、最後はいい脚が使えなかった。しかしこれからの馬でまだ強くなるだろう。
アクティブミノルは、父スタチューオブリバティ、母ピエナアマゾン(母父アグネスタキオン)という血統。スタチューオブリバティ産駒としても初のJRA重賞ウイナーとなった。北海道新ひだか町・フジワラフアームの生産馬で、吉岡實氏の所有馬。通算成績は2戦2勝。重賞初勝利。北出成人調教師、藤岡康太ともに【函館2歳S】初勝利。北出成人調教師は平地重賞初Vとなった。
では明日の予想。福島メイン【バーデンバーデンC】。本命は4番ニンジャ。前走大外から内に潜り込み最後まで良く伸びた。この暑い時期は得意で、内枠なら直線抜ける。相手は8枠2頭も大穴は芝で人気落ちの6番。
中京メイン【ジュライS】は16番ヴォーグトルネード。ようやく前走でオープン勝ち。1800mはすべて3着以下なし。得意の左回りのなれば一発がある。相手は5,14番も中京ダート得意の6番。
函館メイン【函館記念】は人気でも13番グランデッツァ。元々クラシック候補だった馬で、ゴールドシチーやディープブリランテ、ロジメジャーを破ったことのある馬。2走前は1800m【都大路S】ではコースレコードで快勝。相手はちょっと捻って9,11番。
昨日文化審議会は、古典落語の柳家小三治師匠(74)(東京都新宿区)ら7人を重要無形文化財の保持者(人間国宝)に認定するよう文部科学相に答申した。小三治師匠の師匠は古典落語の分野で初めて人間国宝に認定された五代目故柳家小さん師匠。現役では桂米朝師匠に続いて2人目。まぁ正直どうなのだろう?という感じはあるが、落語界のためには良い事なのだろう。でも小三治師匠が人間国宝なら、志ん朝師匠、談志師匠、枝雀師匠にあげたかったと思うのは僕だけだろうか。