人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

競馬って本当に難しい!

2021-06-06 18:07:59 | Weblog

 陸上男子短距離の山県亮太(28・セイコー)が、今日の鳥取市のヤマタスポーツパーク陸上競技場で開催された《布勢スプリント》の男子100mで、9秒95(追い風2・0メートル)の日本新記録をマークした。サニブラウン・ハキーム(22)が2019年6月の《全米大学選手権》決勝で出した9秒97を塗り替えた。山県は17年9月の《全日本実業団対抗選手権》と銅メダルを獲得した18年夏の《ジャカルタ・アジア大会》で10秒00を出しており、自己ベストを0秒05更新した。《東京五輪》参加標準記録(10秒05)もクリアした。  日本勢で9秒台を出した選手は4人目。桐生祥秀(25・日本生命)が東洋大時代の17年9月に《日本学生対校選手権》で、日本選手初の9秒台となる9秒98をマークした。19年7月にロンドンで行われた《ダイヤモンドリーグ》では、小池祐貴(26・住友電工)が9秒98を出している。世界記録はオリンピック3大会連続金メダリストのウサイン・ボルト(ジャマイカ)が09年《世界選手権》で出した9秒58。山県は広島市出身。100mで広島・修道高時代に出場した09年《世界ユース選手権》4位。慶応大時代の12年に出場した《ロンドン五輪》では、予選で五輪の日本選手最速となる10秒07を出し、準決勝に進んだ。14年以降は腰痛に苦しんだが、16年に復調し、8月の《リオデジャネイロ五輪》では2大会連続で準決勝進出。準決勝では10秒05で自身が持つ五輪の日本選手最速タイムを塗り替えた。400mリレーでは第1走者を務め、銀メダル獲得に貢献した。これで《東京五輪》の代表候補選びがまた面白くなった。楽しみだ!

 ゴルフの話。《ヨネックスレディス》最終日。笠りつ子がトータル12アンダーまで伸ばして初日から首位を守り切り完全優勝を果たした。18番では2位の三ヶ島かなのが先にバーディを奪い一瞬並ばれたが、最後に2.5mのバーディパットを沈めて、ホールバイホールのデータが残っている1990年以降では史上10人目となるノーボギーで5年ぶりの優勝を手にした。19年には《NOBUTA GROUP マスターズGCレディース》で会場スタッフに暴言を吐き、それ以降の試合をすべて欠場したこともあった。それを経ての優勝、一度はゴルフをやめようという時期もあったらしいが、本当に見事な優勝だった。今年34歳、ベテランの域に達してきた笠だが、若い選手に負けず、これからも頑張ってほしい。
 女子ゴルフのメジャー《全米女子オープン選手権》第3ラウンド。が行われ、19歳の笹生優花は4バーディー、4ボギーの71で通算6アンダー、207とし、首位から1打差の2位に後退した。66と伸ばしたレキシー・トンプソン(米国)が通算7アンダーでトップ。99位から71で回った畑岡奈紗は1アンダーで6位に上がった。李晶恩(韓国)とアマチュアのメーガ・ガネ(米国)が3アンダーで3位。上原彩子は74で回り通算8オーバーの40位となった。笹生は強いときの出来になってきている。どれだけ我慢できるかだが、グリーン周りも抜群。レキシーには勝てるだろう。後は韓国勢がどれだけ伸ばしてくるか。

 国内男子ゴルフ《日本ツアー選手権森ビル杯》最終日は木下稜介(29・ハートランド)が68で回り、通算14アンダーで逃げ切り、ツアー初優勝を果たした。5打差の2位は古川雄大(23・フリー)。アマチュアの杉原大河(21・東北福祉大4年)は通算6アンダーの33位に入った。石川遼(29・CASIO)は67で回り、通算イーブンパーの20位。正直、もっと崩れるかと思ったが、木下の粘り強さには驚いた。松山、石川と同級生、遅咲きながら見事な勝利だった。それからまったく知らなかったのだが、2位の古川はいいゴルフをする。今後が楽しみな選手だ!
 今日の重賞を振り返る。東京11Rで行われた【第71回安田記念】は、川田将雅騎乗の8番人気ダノンキングリー(牡5歳・萩原清厩舎)がゴール前4頭並ぶ大激戦を制して勝利。連覇を狙った女傑グランアレグリアや、3歳マイル王シュネルマイスターらGⅠ馬6頭を撃破。東京競馬場で開催される5週連続GⅠのラストを飾る春のマイル王決定戦を制した。タイムは1分31秒7。アタマ差の2着にはグランアレグリア(1番人気)、さらに半馬身遅れた3着にシュネルマイスター(4番人気)が入った。競馬って本当に難しい!
 勝ったダノンキングリーだが、元々【毎日王冠】を買ったときには、中距離の王者になると思われた馬。ただ最近の走りを見てさすがに“終わった”と思っていた。今日の走りに関しては陣営と鞍上、そして馬の復活すべてが一致したからであろう。特に川田の騎乗は200点満点。ただこの馬、どこが一番走るのだろうか。僕はマイルより1800~2000だと思っているのだが・・・。2着グランアレグリアは位置取りが悪すぎた。よくあれでアタマ差2着まで追い上げたものだ。ルメールによると、手応えが前回と全く違っていて、呼吸的にも苦しそうだったとのことだが、やはりレース間隔が短いのが原因だろう。3着シュネルマイスターはよく走っている。3歳でこれだけ走るのだから今後がとても楽しみだ。4着インディチャンプは少し力んでいたようで、少し仕掛けも早かったか。ただ現状の力は出し切っているだろう。5着トーラスジェミニは驚いた。ただただそれだけ。8着サリオスはもっと前目で競馬したかったのだろう。また直線での不利も痛かった。この馬外国人騎手でないと大きいところは獲れない。
 ダノンキングリーは、父ディープインパクト、母マイグッドネス(母父Storm Cat)という血統。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬で、馬主は(株)ダノックス。通算成績は12戦6勝。重賞は19年【共同通信杯】、【毎日王冠】、20年【中山記念】に次いで4勝目。【安田記念】は管理する萩原清調教師は初勝利、騎乗した川田は15年モーリス、17年サトノアラジンに次いで3勝目となった。

 今週の一口馬。今日の中京10R【弥富特別】(1800mダート)にアースライザーが出走し、8番人気7着。結果は7着と期待はずれだったが、珍しく2勝クラスで、ラチ沿いの内々でもしっかりとした走りが出来ていた。ただジリ脚なので、どうしても行きたい進路がなくなってしまう。それでも今まででは一番目処の立つ内容だったのではないか。これで放牧だろうが、障害転向も含めて今後が少し楽しみになった。

 

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