人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

念願の勝利へヴィオ!

2021-06-11 20:33:41 | Weblog

 巨人の威厳はどうした⁉ 巨人はジャイアンツ傘下3Aサクラメントから自由契約になった山口俊(33)と契約したと発表した。山口は2019年オフに巨人では初めてとなるポスティングシステムを容認され、メジャーに挑戦。昨季はブルージェイズで17試合に登板し、2勝4敗、防御率8.06に終わった。2年目の今年2月に戦力外となり、ジャイアンツとマイナー契約を結んだが、3A、5試合で0勝3敗、防御率6.17。メジャー昇格はできず、帰国となった。これに飛びついたのが、投手陣の台所が苦しい原巨人。しかし大物巨人OBがこの補強に対して続々苦言を呈している。重鎮の広岡達郎氏が雑誌のコラムで「メジャーがいいと言って一度飛び出した人間をまた取りに行くとは、何と情けない巨人になったのかと思う」と嘆けば、前OB会長の柴田勲氏も同じく「獲得するべきではないと思う。節操がない。出たり入ったり…以前の巨人なら考えられなかった」と。これに対し、巨人の大塚副代表は「先発も後ろ(救援)も両方足りない。先発もリリーフもできる山口を補強するのだ」と言っているが、僕はこのコマ不足は原監督の投手起用法や井納に大枚を叩いて獲得した補強の失敗がこの要因になっていると思っている。これを機に先日2試合に先発した高卒3年目の横川ら若手をどんどん使えないものなのか。僕が巨人を嫌う、何度と繰り返される巨人の補強策。いつまで経っても育てながら勝つができない巨人、益々ソフトバンクとの差が広がるばかりのような気がするのは僕だけだろうか。

 先週の6/5に英国エプソム競馬場で行われた【英オークス】はディープインパクト産駒の日本産馬スノーフォール(牝3歳)が2着馬に16馬身差をつけて優勝した。この着差は同レース243年の歴史で最大。降雨で湿った馬場に他馬の脚が上がる中、残り300mで先頭に立つと、鋭い脚で瞬く間にこの差をつけた。4年前の【英ダービー】で、1番人気に推されたディープ産駒サクソンウォリアーが4着に敗れた時、やはり日本産馬にエプソムの坂は無理かと思ったがその無念を一気に晴らした。スノーフォールはアイルランドのクールモアスタッドが母ベストインザワールドを日本に送り、ディープインパクトを交配し誕生した牝馬。母の全姉ファウンドは15年【BCターフ】、16年【凱旋門賞】などG1を3勝している。世界的に評価が高まるディープインパクト産駒の欧州クラシック制覇は12年【仏1000ギニー】のビューティーパーラー、17年【英2000ギニー】のサクソンウォリアー、【仏ダービー】のスタディオブマン、20年【仏オークス】のファンシーブルーに続いて5頭目。英オークス馬はその後も活躍する名牝に育つことが多く、圧勝した馬ならさらにその確率は高い。17年のエネイブルは5馬身差、20年のラブは9馬身差の勝利だった。この結果を受け、イギリスのブックメーカーはスノーフォールを【凱旋門賞】の1番人気に設定した。【凱旋門賞】は3歳牝馬の活躍が顕著、日本産馬の制覇も夢ではない!
 競馬いい話もあれば、悪い話も・・・。米国3冠の最終戦【第153回ベルモントS】(2400mダート)L・サエス騎乗の1番人気エッセンシャルクオリティ(米ケンタッキー州産、米B・コックス厩舎、牡、父タピット)が先団追走から直線で抜け出し、2着ホットロッドチャーリーに1馬身1/4差をつけて快勝した。 タイム2分27秒11。通算7戦6勝、GIは3勝目。コントレイルの近親にあたるエッセンシャルクオリティは昨年の2歳王者で、1番人気に推された前走の【ケンタッキーダービー】では4着に敗れていた。馬主のゴドルフィンは、【英ダービー】でのアダイヤーに続き、英米同日クラシック制覇となった。3番手につけた日本のフランスゴデイナ(森厩舎、牡)は残り800m過ぎで失速して競走を中止したと当初発表があったが、7着馬と55馬身3/4差の着差の8着となった。結果は結果だが、騎乗したR.サンタナJr.のコメントは次のとおり。「馬のコンディションはとても良い状態で、良いスタートを切ることができました。前に行く馬が他にいたので結果としてタフなレースになってしまいましたが、馬は一生懸命頑張ってくれました。個人的には距離はマイルくらいが良いと思います」管理する森調教師も「馬の調子はよくレースでの行きっぷりも良かったですが、最後は疲れてしまったようです。ジョッキーも言っていましたが、距離は1600mまでが良いのかなという感じです。砂を被るのが嫌なので前に行かせましたが、結果としてハイペースになりきつい競馬となってしまいました。レース後の馬は特段問題もなく元気そうです」とのこと。馬主の意思もあるだろうが、マイルまでの馬をこのようなレースに使うのはいかがなものか。レース後、馬に問題がなかったのが朗報だったが・・・なんか後味の悪いニュースだった。

 明日の予想。まずは東京のメイン【ジューンS】。本命は11番シルヴァーソニック。2200以上は堅実に走っている馬で、前走は33秒台の脚は少頭数で脅威。相手は1,5,6,7,8,9番。中京メイン【桑名S】は11番カレンシュトラウス。ようやく本格化してきた。昇級戦になるが、ここも通過点だろう。相手は1,2,4,7,9,10番。札幌メイン【大倉山特別】は5番オシリスブレイン。血統的にも府中の1400mより洋芝の1200mの方が合いそう。鞍上強化でここへ狙い。相手は7,9,10,11,12,13番。
  

 今週の一口馬。今週は2頭出走予定で、1頭目はそろそろ未勝利を卒業したいヴィオマージュ。明日の札幌3R【3歳未勝利】(1000mダート)に出走する。牧調教師によると、「札幌に到着後も順調。土日どちらの番組に向かうかギリギリまで検討しましたが、日曜日は天気が崩れる予報で決着タイムが速くなりそう。メンバー的にも与し易いのではとこちらを選択させてもらいました。今回は1ハロンの距離短縮がカギとなるため、とにかくスタートに気を付けるようジョッキーにも伝えています。何が何でもとハナにこだわってはいませんし、好位で流れに乗って競馬できるようなら。なんとかここで勝ち切りたい」とのこと。確かにメンバーを見るとヴィオマージュ以外は、馬券になったことがある馬が1頭しかいない。さすがにここでは力が違うと思うが、競馬って何が起きるかわからないからなぁ。もう1頭は大ベテラン・ジオラマが6/13中京9R【恵那特別】(1200mダート)に出走予定。さすがにこのクラスになると、若くて骨っぽいところが多くいるが、ジオラマ自身、暑い時期がダメなタイプで、使ってもあと2走だろうから、ここは全力投球に近いはず。年齢的にも、勝ち負けは良いから頑張ってほしい!

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