昨年コロナ禍の影響で延期となっていた2020年度《JLPGA最終プロテスト》が6/22~25の今日まで4日間行われた。結果、JGAナショナルチームメンバーの18歳・佐久間朱莉がトータル-18でトップ合格を果たした。トータル-15・2位に松本珠利。トータル-13・3位で岩井ツインズの姉・明愛が通過。トータル-11・4位に18歳の内田琴子、トータル-10・5位には橋添穂が入った。 岩井ツインズの妹・千怜は小倉彩愛と並び、トータル-7・9位タイで合格。プラチナ世代の上野菜々子はトータル-5・16位タイでプロ入りを果たした。海外選手では、ステップ・アップ・ツアー賞金ランキング1位のリ・ハナ(韓国)がトータル-8・7位タイ。昨年から日本を主戦場とするフォン・スーミン(中国)がトータル-5・16位タイで狭き門を通過。トータル-4・20位タイまでの22人が晴れて正会員の資格を得た。一方で、19年ステップ賞金女王のヌック・スカバン(タイ)、佐久間と同じくナショナルチームメンバーの六車日那乃や松森彩夏の妹・杏佳、プラチナ世代の佐渡山理莉らは不合格となった。またTVのゴルフ番組(「激心ゴルフ」「ゴルフサバイバル」「女子ゴルフペアマッチ選手権」など)に出場していた篠崎愛(トータル-5・16位タイ)は合格したものの、平塚新夢、高野あかり、荒川侑奈、織西論里、鈴木絢賀、五月女栞雛らは不合格となった。昨年からTVなどでずっと観ていたが、本当に厳しい世界だ!合格者の皆さん、おめでとう!
プロの試合の話。米国女子メジャー《KPMG全米女子プロゴルフ選手権》が開幕した。《全米女子オープン》を制した笹生優花は1オーバー39位で滑り出した。首位のリゼット・サラスとは6打差で2日目を迎えることに。1打差の2位にサラスと同じくツアー1勝でメジャー初優勝を目指すチャーリー・ハル(イングランド)。ジェシカ・コルダ、イ・ジョンウン6(韓国)ら7人が3アンダーの3位につけた。年間ポイントレースで1位に立つネリー・コルダは4月のメジャー《ANAインスピレーション》優勝のパティ・タバタナキット(タイ)らとともに2アンダーの10位。前半3連続バーディを決めた畑岡奈紗はその後6ボギーを喫して75で、世界ランキング1位のコ・ジンヨン(韓国)らと並び3オーバー75位で初日を終えた。午後にプレーした渋野日向子と上原彩子はともに76で回り4オーバー。大会連覇がかかるキム・セヨン(韓国)らと同じ93位と出遅れた。まだ初日が終わったばかり。風次第ではあるが、2日目2オーバーぐらいまで予選を通るチャンスがありそう。日本勢、是非巻き返してほしい。
一方で、男子選手が頑張っている。米国男子ツアー《トラベラーズ選手権》初日。日本勢で唯一出場する小平智が、レイマー・ヒコック(米国)と並ぶ7アンダーのトップタイに立ち、2018年の《RBCヘリテージ》に続く米ツアー2勝目に向け、好発進を切った。今日のスコア63はその優勝した《RBCヘリテージ》第2ラウンド以来となる、米ツアー自己ベストタイスコア。 6アンダー・3位にはテイラー・グーチ、5アンダー・4位タイにマーベリック・マクニーリー、ブライス・ガーネット(いずれも米国)ら5人が続く。このほか、4アンダー・9位タイにバッバ・ワトソン、1アンダー・45位タイにフィル・ミケルソン、ブライソン・デシャンボー、リッキー・ファウラーと錚々たるメンバーがいる。前回王者のダスティン・ジョンソン(いずれも米国)はイーブンパーの76位タイ発進となった。ここで上位に入ると、シード権も見えてくる。ここに来て調子が上がってきている小平の2勝目に期待したい。
またヨーロピアンツアー《BMWインターナショナル・オープン》初日では、日没順延となってはいるものの、17番を終え、川村昌弘が7アンダーで、暫定ながら4人いるトップの1人と好スタートを切った。川村と並ぶのは、ウェイド・オームズビー(オーストラリア)、サム・ホースフィールド(イングランド)、セバスチャン・ガルシア・ロドリゲス(スペイン)の3人。尚、推薦で出場している 金谷拓実は17番まで終えイーブンパー。暫定82位タイと少し苦戦している。僕は川村を秘かに応援している。他の日本人プレーヤーにはないハングリーさがあってとても好感もっているのだ。現在賞金ランキング91位、獲得ポイント上位60名参加できる最終戦の《DPワールド・ツアーチャンピオンシップ・ドバイ》を目指してほしい!
明日の予想。東京メイン【江の島特別】は2番サトノフウジン。【むらさき賞】が予想以上の好走。休みがちの馬が中3週で使えるのは馬が良くなった証拠。相手は1,3,5,7番。阪神メイン【天保山S】は8番ホウショウナウ。当てにならないタイプではあるが、前走が好内容。人気になる前に勝負したい。相手は3,6,7,12,15,16番。札幌メイン【TVh賞】は4番ナランフレグ。洋芝は初になるが、前走はクリノガウディに0.1差はここでも威張れる成績。血統的にもゴールソアリュール×BTなら洋芝は合いそう。相手は「1,2,5,9,12,13番。
今週の一口馬。今週は1頭で、6/27(日)東京9R【八ヶ岳特別】(1800m芝)にクラッフィクラウドが出走する。芝レースに初挑戦。萩原調教師は6/23(水)ウッドチップコースで追い切り後、「いい動きでしたね。前走よりも上向いているように感じます。芝を試すのには、ちょうどいいタイミングでしょう。こなしてくれるのではないかと期待しています」とのこと。11頭立ての手ごろなレース、M・デムーロを背に快走を期待したい!
男子100mをこれから観るのでこの辺で・・・。