女子ゴルフ《全米女子オープン》第2日。2打差6位から出た笹生優花（19・ICTSI）が、67で回り、通算６アンダーまで伸ばし、単独首位に立った。1打差2位で李晶恩（韓国）が追っている。他の日本勢は26位で出た畑岡奈紗が通算１アンダーに伸ばして９位、上原彩子は通算５オーバーで47位まで順位を上げて予選を通過した。しかし渋野日向子と勝みなみはともに通算７オーバーでカットラインに１打届かなかった。昨日、5オーバーまでは大丈夫と書いたが、6オーバーまではOKだったが･･･。それでも笹生、畑岡は週末楽しみだ！
国内女子ゴルフ《ヨネックス・レディース》第2日は通算6勝目を狙う33歳の笠りつ子が69で回り、通算9アンダーの135で首位を守った。三ケ島かなが2打差の2位、山路晶がさらに1打差の3位で続いた。宮里美香、岸部桃子、吉川桃、若林舞衣子が通算5アンダーで4位。小楠梨紗と鈴木愛が4アンダーで8位につけ、高橋彩華は12位に下がった。古江彩佳と小祝さくらは30位。昨年いろいろあった笠が復活勝利なるか。先週2つのホールインワン達成の山路の逆転があるか面白そう。一方で、渋野が予選落ちしただけに、古江、小祝は《東京五輪》のために上位にいきたいところだが･･･。
国内男子メジャーゴルフ。《日本ツアー選手権 森ビル杯 Shishido Hills》第 3日。2位に4打差の単独首位で出た木下稜介が67でプレーし、通算11アンダーで単独トップを堅守して最終日を迎える。4打差の通算7アンダー2位に大岩龍一と古川雄大がつけた。アマチュアの杉原大河(東北福祉大)が通算6アンダー4位。通算4アンダー5位にジェイ・チョイ（米国）とアンソニー・クウェイル(オーストラリア)、通算3アンダー7位に上井邦裕。通算2アンダー8位で初日首位の竹谷佳孝と小野田享也、アンドルー・エバンス(オーストラリア)が並んだ。前回大会覇者の堀川未来夢は通算1オーバー18位。56位から出た石川遼は69で回り、アマチュアの米澤蓮（東北福祉大）と並んで通算4オーバー41位となった。僕の注目は杉原大河。魅力は飛距離。いずれ世界に通用する器。ぜひ逆転を目指し頑張ってほしい！
米男子ツアー《メモリアル・トーナメント》も楽しみだ。第2日、54位から出た松山英樹（29・LEXUS）は14ホールを終えて5つスコアを伸ばし、通算4アンダーの暫定8位に浮上したところで日没サスペンデッドを迎えた。１日で2ラウンドを回った金谷拓実（23）は通算5オーバーの暫定89位で予選落ちが濃厚。暫定首位にはホールアウトしたパトリック・カントレー（29・米国）、5ホールを残すジョン・ラーム（26・スペイン）が通算８アンダーで並んでいる。松山頑張れ！
今日の競馬。重賞を振り返る。阪神11Rで行われた【第74回鳴尾記念】は、坂井瑠星騎乗の8番人気ユニコーンライオン（牡5歳・矢作芳人厩舎）がハナに立ってレースを進めると、4コーナーではさらにリードを広げて、そのまま影を踏ませぬ逃走で3馬身半差の快勝。【宝塚記念】に向けた重要な一戦を制し、重賞初制覇を果たした。また、矢作調教師はJRA重賞50勝目を飾った。タイムは2分00秒7。3馬身半差の2着には2番手追走のショウナンバルディ（9番人気）、さらに3/4馬身差の3着に昨年の【有馬記念】以来の出走となったブラストワンピース（5番人気）が入った。
勝ったユニコーンライオンだが、展開が向いたこともあるが坂井の好騎乗も光った。瞬発力勝負だと分が悪いため、３，４コーナー早めから動かし、直線もしっかり反応させた。天晴れ！逆に2着ショウナンバルディは池添の油断だろう。ままさか逃げ切られるとは思っていなかったため、一瞬追い出しを待っていた。３着ブラストワンピースは力のあるところは魅せた。これがいいきっかけになればいいが･･･。
ユニコーンライオンは、父No Nay Never、母Muravka、母の父High Chaparralという血統。アイルランド・Desert Star Phoenix Jvcの生産馬で、馬主はライオンレースホース（株）。通算成績は18戦5勝。重賞は初制覇。【鳴尾記念】は管理する矢作芳人調教師、騎乗した坂井瑠星ともに初勝利となった。
明日の予想。まずは【安田記念】。本命は人気でも5番グランアレグリア。これまで間隔を詰めて使っていなかった馬だが、ここまで使えるのは体調のいい証拠。今年いっぱいで引退が決まっている馬、一戦も落とせない。相手は1,6,7,8,12,13番。本線はインディチャンプ。中京メイン【高山S】は8番フライライクバード。前々走だけ走ればここは通過点。相手は1,2,4,11,1213番。
明日の一口は中京10Rのアースライザー。人気はまったくないが、馬の調子は上がっている。調教は良かった！
