吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

春分の日が ”中日”の 春彼岸 (3/17~3/23 ,2024年) から”お彼岸”の小話

2024年03月17日 | Weblog
2024年3月17日は 春の”彼岸入り”だが、旧暦2月8日で  ”こと始め、針供養”の日 。この日(3/17) から3月23日の彼岸明けまでの七日間が、春の”お彼岸”。中日の”春分の日”が お彼岸の中日。※ これに対し、秋の彼岸は 9月19日から9月25日で  中日の秋分の日が お彼岸の中日。
 
”お彼岸” という行事は 何をする日とよく問われる。日本古来からある信仰(日願) と仏教(修行) が合わさっての”先神への感謝”行事になったようだ。仏教での「彼岸(ひがん)」と「此岸(しがん)」だと、此岸は”煩悩に満ちた”「この世」で 彼岸は”仏の悟りの世界”の「あの世」。
 
彼岸と此岸が 最短になる”お彼岸”の時期に 仏教修行を行うことで、悟りの浄土(の世界)に至り易いとする。また農業国庶民の日願(太陽信仰)からも、この世と浄土のあの世の距離が一年で最短になる”お彼岸”の時期が、「あの世」にいるご先祖への供養に最適ということで、墓参り行事などになったらしい。
 
※墓前への供物やお彼岸行事として「ぼたもち」と「おはぎ」が風習になっているのは何故か。太陽信仰の農業国のわが国、”米や小豆”などがよく耕作収穫できることは 人々の日願(彼岸)。 春彼岸には 春に咲く”牡丹”の花から「ぼたもち」を、秋彼岸には 秋に咲く”萩”の花から「おはぎ」を供え,いただく。(一余話)
 
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