吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

"渡り“ をするタテハチョウ科 3羽の蝶(チョウ)の 渡りライフ

2024年03月15日 | Weblog
渡りをするチョウ(蝶) は アサギマダラやオオカバマダラのタテハチョウ科(マダラチョウ亜科) の蝶に 限らない。ヒメアカタテハの超長距離渡りなどは、世界的に有名。 モロッコから地中海を越え、フランス経由イギリスへの2,500kmの渡り。集団で世代を繋いで渡る。

つぎに大きな”渡り”をする蝶は 北米産(ロッキー山脈東部) のオオカバマダラ。毎年 カリフォルニア州やメキシコ郊外の森林地帯で集団越冬することで知られている蝶(チョウ)。 冬の到来を前に、移動を開始する。少しでも旅立ちが遅れると ”死”に至るからだ。

わが国で広く知られている”渡り”蝶は、アサギマダラ。オオカバマダラも同じのタテハチョウ科マダラチョウ亜科。春夏秋冬 四季の気候が明らかな日本列島。温和な春季や秋季は チョウの食草花蜜に恵まれた日本は、北海道から沖縄まで蝶(チョウ)の楽園。

冬に入る秋、アサギマダラは 列島を経由南下し、九州や沖縄あるいは南西諸島などに向かう(越冬)。熱暑の夏に入る頃、南方の台湾や南西諸島から本州列島を経由北上し、北海道などに向かう(避暑)。フジバカマやヒヨドリバナやアザミなどの食蜜草花が豊かな日本列島各地、アサギマダラ(成虫)の生活基地だ。
 
アサギマダラなど 集団で”渡り”をして生きるタテハチョウ科の蝶は、アゲハチョウやモンシロチョウなど他の蝶類などとどこがどう違うのだろうか? DNAやカラダなどに、光や温度などを感知する何かが 違ってあるのだろうか?人間も含み まだまだ知らない”生きもの”ばかりだ。
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