毎年 (新暦) 四月八日は ”花まつり” 。お釈迦さまのお誕生をお祝いし、”子どもの健康や所願成就” を祈る(仏教) 行事。お釈迦様の誕生日とされる4月8日に「誕生仏」( 釈迦像)を囲った小さなお堂( 花御堂)が安置され、その誕生仏に甘茶をかけて供養・お祝いをする。
宗派によらず、各地の寺院や仏教系の学校などに 親しまれている。お釈迦様がいつ生まれたかの明確な資料はないらしいが、”紀元前”世紀の頃のこと。仏教を信仰し活動されている寺院や人々が 長く信じてきた伝統に敬意を払いたい。
いずれにせよ、4月8日は 仏教の祖お釈迦様が生れた日。その人生八十年のうち45年を(仏教の)布教に専念されたお釈迦様を 供養お祈りする灌仏会(仏生会)。その誕生仏(お釈迦様) の頭に”甘茶”を注いで拝することは、大変良いことだと思う。
子どもの健康や所願成就を願う人々にとって、4月初めは 入園・入学や人生や一年のスタートラインの時季。お赤飯や甘茶での”お祝い”(生活行事)は、”花祭り”と重なって 目出度い慶事と言えよう。