新暦4月19日(2024年) は 二十四節気の穀雨。4月4日の清明と5月5日の立夏の間の節気。二十四節気とは、太陽が春分点を出て 再び春分点に達するまでの黄経360度を24等分した位置を”節気”と配置して、一年の気候変化を説明するもの。※360度÷24節気=15度(点) 。つぎのとおり。
立春(節分の翌日)、雨水、啓蟄(3/5頃)、春分、清明(4/5頃)、穀雨、立夏(5/5頃)、小満、芒種(6/5頃)、夏至、小暑(7/7頃)、大暑、立秋(8/7頃)、処暑、白露(9/8頃)、秋分、寒露(10/8頃)、霜降、立冬(11/7頃)、小雪、大雪(12/7頃), 冬至、小寒(1/6頃)、大寒。 ※ ( 月日記) は 正節、ナシは 中気 。
穀雨の15日ほど前は 清明。15日ほど後が立夏と、徐々に”夏”に近づいている時季。とくに穀雨季の終り頃は ”夏も近づく” 八十八夜(5/1) になる。穀雨の雨は、百穀春雨と云われ 蒔かれた種や苗への恵みの雨となる。八十八夜を過ぎると、霜が降りないと云われ 農家がほっと一安心する。
要は 春分(点)と秋分(点) 。どちらも 昼と夜の長さが ほぼ等しくなる(太陽と天の赤道の交点) 。春分を過ぎると徐々に昼が長くなり夜が短くなる。秋分を過ぎると徐々に昼が短くなり夜が長くなる。とにかく 穀雨から八十八夜のこの時期、農家の方々は 特に忙しい。ゴールデンウイークなどと 云っていられない。