ルリタテハやキタテハのように” 成虫で冬を越したり”する 春先に見られるチョウ( 越冬蝶) がいる。 モンシロチョウやモンキチョウやシジミ蝶類などは、春真っ盛りによく見る。どちらも”季語”「春」のチョウ。
これら春のチョウのほか、夏の蝶や冬の蝶など チョウは ほぼ一年中見られる。冬の蝶には 別名「凍蝶(いてちょう)」とか「越年蝶(おつねんちょう)」という季語もある。
凍蝶は、寒さのため凍てついたように動けなくなっているチョウのこと。厳しい凍て寒をやっと越して 動きが鈍くなっているチョウで、たまに落ち葉や物陰などに見られる。文字通り”凍てる”蝶なのだ。
それにしても巷でよく歌われる「冬の蝶」。厳しい冬を越冬するチョウで 、思いどおりにならない人生や世の中に重ねた”歌”なのか。少し昔の堀内孝雄や中澤卓也などの歌「冬の蝶」に重なる。
チョウ(蝶) も人間も 若者も高齢者も、みんな同じ。厳しい冬も思い通りにならない世の中も同じ。小さな生きものも大きい動物も、生きる環境や季節の厳しさは 同じ。元気に ガンバッテ生きよう!
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