吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

国土の3分の2が森林の日本。「森林を大切にしよう!」の稿。

2022年09月24日 | Weblog

この100年(20世紀)で 世界全体の人口は、20億人から60億人へとの3倍増。21世紀に入っての20年は さらに60億人(2000年)が80億人(2022年)と、100年で40億人の前世紀の倍以上の増加。2030年になると、約85億人ほどの総人口になると推計される。

世界(全体)の人口増加は激しく、21世紀半ばの2050年には90億人を超えるとみられる。食料はじめ地球資源キャパの欠乏危機が心配される。世界人口の1.6%ほどの小さな(人口)日本の総人口(1億2,600万人/2022年)は、近い将来1億人を割り 世界(全体)の1%前後になると推測される。

だからと云って、世界経済や温暖化による気温上昇などの地球(環境)危機や脱炭素やカーボンニュートラルなどの責任シェアが、1%程度でよいというわけではない。陸地の31%と言われる世界の森林面積が漸減し、40億ヘクタールを割りそうだという。熱帯(雨林)地域の森林伐採や火災だけが責任とは言えない。

日本は 世界有数の”森林”国で、国土面積に対する林野面積率は66%。国土の3分の2が森林なのだ。木材需要と同輸入率が高い日本だが、年々の減少率が高い林業従業者数はこの50年で3分の1(15万人→5万人)になり、森林喪失は総面積(2,500ha)の2%50万ヘクタールにもなる。

加えて、このところの自然志向やアウトドアやキャンピング・リゾート傾向で、山や林が細かく買われる。100坪300坪買ってグランピングよろしく、林や里山にテントや小屋が立つ。年に1~2度グランピングして、20年もしないうちに飽きたり亡くなったりして、放置放棄して始末せず藪と廃屋になる。山が 山でなくなる。

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