ただ ”対立”ばかりの世の中(関係)は イヤだ。大きくは アメリカや EU が主導している”民主主義諸国”と ロシアや中国などの社会主義諸国の関係。少々見方を変えると、地球の北半球の国々と南半球の国々とか 周り”陸”の国と”海”の国など。
これをもう少し社会関係でいうと、男性と女性、子供と大人、既婚者と独身者や都会の人と田舎の人および金持ちと貧乏人など。保守支持者と革新支持者や居住地域などでの上の人と下の人など。「どう変えたら、誰もが住みよい ”まちやむら” になるか」などの会議もまとまらない。
「私は”赤”がいい/私は"黒”がいい」とか「私はそれがいい/私はそれがいや」と、”好き嫌い”や”理由はないが・・・”の対立発言や議論ばかりでは「どのようなところを どのようにしたらいいのか」の合意が得られない。この件やこの結論に賛成か反対かの “数”の多数決を”民主主義”だとしている。
この多数決で ”うまく行かなかったり” ”改善できなかったり”することも多い。仕方ないとする。すべてに 民主主義が”善”ではないと 専制主義が大手を振ったりする。要は議論や会話で ”そう思う/思わない”点を探索していない。お互い 相手の ”そう思った思考過程を開示していないし、交換していないからだ。
お互い「自分の思考過程を述べる」習慣や相手のそれを聞く習慣が身についていないところに問題がある。多くの人々が ”自分の思考過程を開示したり、相手のそれを聞く”ことが出来るようになるための 成長過程での教育が求められる。