吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

秋は 虫時雨---ヒトそれぞれの虫の声。

2022年09月22日 | Weblog

コロナ禍で、久し振りの孫家族の来訪。わいわいガヤガヤ、談笑疲れで 隣の部屋に寝かせた孫。しばらく、大人だけの会話。一句詠句『幼な子の 寝息のあとの 虫時雨』。唱歌「虫の声」、口に出さず頭で唄う。

〇 あれマツムシが鳴いている。「ちんちろ ちんちろ ちんちろりん」。どうも違う。          「チッチッ、チッツ、ピッーピーッ」と、唄ってみる。

〇 あれスズムシも鳴き出した。「りんりん りんりん りーんりん」。わたしのスズムシの     声もこんな感じ。

〇 秋の夜長を鳴き通す。       〇 ああ おもしろい 虫の声。

〇「きりきり きりきり コォロギや」。どうも しっくりこない。ここは「コロコロコロ、     コーロコロ」で、「・・・コォロギや」ではないか。     そして、

〇「がちゃがちゃ がちゃがちゃ  くつわ虫」でよさそうだ。

と、”しょうもないこと”を 小さく口づさみながら、床につく。ことほど左様に、虫の声はヒトによって聞こえ方が違う。ましてや  巷の井戸端会議などは、時節柄を”ガチャガチャガチャ”言っているように聞こえる。

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