九月一日(2022年)のきょうは 防災の日。99年前(大正12年)の関東大震災を記念しての”防災”を考えたり、備えたりする日なのだが、「二百十日」とも言われる。暦の二十四節気の正節”立春”(新暦2/4)から数えて210日に当たる雑節。
この時期は 古来、台風の襲来する厄日とされている。ちょうどイネ(稲)の開花期に当たり、台風や野分とも言われる暴風を警戒する風習(風祭り)や厄日などが行われる。俳句の季語にもなっている「野分」も「二百十日や二百二十日」や「黍嵐や台風」や「八朔」なども季語。
台風や暴風にも負けないイメージの野分は ”二百十日前後7日の内に吹く強い風”などとも云われるので、旧暦八朔(8/27)から白露(9/8)や二百二十日(9/11)あたりまでを”農家にとっての厄(警戒)日”としたのではあるまいか。
台風11号が いつ何処に向かい、上陸するのか襲来するのか。中心の気圧はいかほどで、最大風速と最大瞬間風速や一時間当たり雨量はいかほどかなど、このところのテレビや天気予報を賑わしている。9月いっぱいというより10月初旬ぐらいまで”気”が休まらない。