吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

九月は (30日)小の月なのに、何故(31日大イメージの)"長月”なの?

2022年09月21日 | Weblog

酷暑、猛暑の7~8月終盤の処暑から残暑混じりの二百十日や白露の九月。重陽(9/9)の菊の節句や秋分の日などが暦日を代表する過ごしやすい時節だが、「長月」などと呼ばれる。九月は、ニシムクサムライ(2-4-6-9-11)と 大の月(31日)ではなく小の月(30日)なのに、「何故”長月”なの?」などと聴かれると、答えにくい。

一般に、長月は 夜長月からなどと言われるが、”実際は10月過ぎ辺りから 徐々に夜が長くなる”ことに遠慮して 夜長月でなく”長月”にしたとも云われる。3月(春分)を過ぎ ずっと”昼が長く 夜が短くなってきた”夏が終り、昼・夜等しい秋分の日(9/23)を過ぎ ”昼が短く夜が長くなる”ので、晩秋の九月(旧暦)を(夜)長月にしたらしい。

睦月(1月)如月(2月)・・・などの和風月名(旧暦名)は、四季豊かな日本ならではの季節や行事生活文化に対応して美しい。7月の文月や8月の葉月につづく9月の長月。夜長月や菊の月や紅葉月あたりの方がピンとくるが、10月が急に神無月(神の月)になる"和風"センスもわからない。

”長月”がいいとする方々も多いと思いますが、ここでちょっとお遊び。九月の和風名(月)として「どのような名前がいいと思いますか?」アンケートしてみます。下の列記番号に〇(複数可)してみてください。

    1.稲穂月  2.稲刈月  3.菊秋月  4.菊の月 5.寝覚月 6.小田刈月 7.菊月  8.紅葉月 9.木染月              10.色取月 11.梢秋月 12.穂長月 13.月見月 14.秋桜月 15.老の月 16.彼岸月 17.実り月

※ 以上、よい晩秋をお送りください。

 

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