いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

丁寧マウント

2018-02-27 23:28:51 | 超・いぶたろう日記
表現としてはいまいちアレですけども、
「丁寧マウント」ってあると思うんですよね。
この場合のマウントは上からというヤナ意味じゃなくて、
自分を有利にするという意味で。

つまり顧客に対しても取引先に対しても、
あるいは部下に対しても丁寧に徹することで、
相手側もこれはちゃんと襟を正さねば、
となってナメられなくなるんじゃないか、と。
そういう相手にはリスペクトも生まれるし、ハンパな仕事もしにくくなる。

当たり前のこと言ってるようですけども、
「丁寧」と「卑屈」は違うし、「徹する」ことも難しい。
ともすると自分に都合よく取引先をこき下ろしたり、
顧客に対する不満を漏らしたりする。
立場に依拠して部下に一方的な物言いをしてしまったりもする。

「言うべきことを言う」のは大切だけど、
それが本当にマストなのか、独善的になってないか、あとあと利益になるのか、
というところまで考えてできるかとなるとこれまた難しい。
なにより大事なのは「言い方」だ。
特に自分の方が絶対に正しいと思える時こそ危うい。

相手も人間、立場によらず「丁寧」を心掛けることで、
仕事はだいぶスムーズになる。
余計なところでこじれて時間を喰わなくてよくなる。
「自分はこんなに丁寧にしてるのに相手は…」
なんて不満に思ううちはまだまだ。
良い仕事にするために、相手にもしてもらうために、
丁寧な姿勢でいつのまにかマウントする。
スマート至上のマネジメント。

こんなん、できたら、かっこえーわー。
修行が足りんなあ。
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