四谷学院が偏差値29から北海道大学医学部に受かった生徒で大々的にCMを流すも、東大寺学園(偏差値72)とバレて終了 (netgeek)
僕も中高在学中はサボりにサボってたんで、
偏差値にしたら29くらいだったかもしれない。
僕の場合は模試すらロクに受けてないので、
その頃の偏差値など知る由もないのだけれど。
そんで僕もそこから這い上がって、
例えば国公立とか医学部とか入ってれば、
伝説的にかっこいいんだけれど、
大して勉強しないまま、どうにか早稲田に滑り込んでお茶を濁し、
そこから10年以上も貧乏ミュージシャン稼業やって、
何の因果か受験業界でメシ食うに至っている。
一般的に見ればそこそこ「高学歴」に分類されるのかも知れないけれど、
僕の場合は「低成績」とセットなので決して威張れたもんじゃない。
思えば大学合格だって、当時の僕にしてみれば奇跡的な展開だった。
浪人してからも僕はほとんど遊び呆けていて、
勉強らしい勉強もしないまま運良く合格してしまったのだ。
自分は勉強しなかったと言いたがる謙遜さんはよく居るが、
僕は本っ当にしなかったのだ。
合格した時なんて、ずっと僕をバカにしていたとある真面目な浪人生に
「…なんでお前が受かるんだよ!!」とキレられたことさえある。
合格して友人にキレられたのなんて僕ぐらいだろう。
この記事に言わせると、僕の例もまた、
「元々偏差値の高いエリートの」
「受かって当たり前の」
「インチキ」
ということになるのだろうか。
でも僕は本当に高3時点で中学生レベルのこともできてなかった
(僕は高3時点で現在完了のhaveを認識していなかった。
どうして外国人は何でも持ちたがるんだろうと思ってさえいた)
から、
そんなんじゃうまく説明がつかない感じがする。
ただ、やはり厳しい中学入試の洗礼を浴びている分、
要領のいい入試のくぐり抜け方のカンみたいなものは、
経験知的にあったかも知れない。
てか、あれほどやって何も培われてなかったら哀しすぎる。
そのおかげもあり、
しかも科目を絞れる私大文系だからなんとかなったようなもんだが、
やっぱり勉強は嫌いだったし、
なんで受かったのかは今でもよくわかんない。
僕がいま仕事で教えてる英数の知識だって、
ほとんど13年前、この仕事に就いてから仕入れたようなもんだ。
でも中高浪人当時の僕を知らず、
また出身学校名しか見ないような人にはあんまり信じてもらえない。
だからこのCMの人のケースも、
何となく自分の経験(僕は国公立など考えすらしなかったが)から類推できる気がするのだ。
広告の「偏差値29」を信じるなら、
たぶんサボったツケで低迷してたんだろうけど、
取り返すのに要した期間が、
「普通の人」の感覚からすると劇的に短かったというだけじゃなかろうか。
「高い偏差値の中高に通っていたから当たり前、だって地頭が違うもの」
みたいのはちょっと短絡に過ぎる感じはするけど、
普通に公立中高で偏差値29というのとは、
やっぱりちょっと違うだろうな。
一度これだけの学校に入れるくらい勉強した人間と、
何らの努力も成功体験もなく29に甘んじてる人間とでは、
精神構造が決定的に違うというか、
「何とかなるんじゃね?」を信じ込めるレベル、
もしくは「どうせムリだ」に丸め込まれない反発力が圧倒的に違うんじゃないかと思う。
あるいは、机上の勉強はサボリ倒してても、
好きな本は半端なく読んでるとか、
趣味には異常なくらい没頭してるとか、
なんかそういう異能を持ってたりとか。
思えば同窓生にはその手のが多かった。
だから再び受験勉強の枠組みにうまくハマれば、
これくらいの逆転劇は普通に考えられるんじゃないかな〜と思う。
問題はこれを偏差値という一点のみで捉え、
セールストークにしちゃうイヤラシイ根性であってね。
四谷学院のCMも「だから何?」って感じで見てたし、
ビリギャルのあの先生も大した方法論は何もないのに、
なんか偽善者ぽくてちょっとキライなタイプだな〜と批判的に見てた。
なんて、商売下手な私はついdisってしまうのであった。
しっかしみんな、「偏差値」好きだねえ…………。
僕も中高在学中はサボりにサボってたんで、
偏差値にしたら29くらいだったかもしれない。
僕の場合は模試すらロクに受けてないので、
その頃の偏差値など知る由もないのだけれど。
そんで僕もそこから這い上がって、
例えば国公立とか医学部とか入ってれば、
伝説的にかっこいいんだけれど、
大して勉強しないまま、どうにか早稲田に滑り込んでお茶を濁し、
そこから10年以上も貧乏ミュージシャン稼業やって、
何の因果か受験業界でメシ食うに至っている。
一般的に見ればそこそこ「高学歴」に分類されるのかも知れないけれど、
僕の場合は「低成績」とセットなので決して威張れたもんじゃない。
思えば大学合格だって、当時の僕にしてみれば奇跡的な展開だった。
浪人してからも僕はほとんど遊び呆けていて、
勉強らしい勉強もしないまま運良く合格してしまったのだ。
自分は勉強しなかったと言いたがる謙遜さんはよく居るが、
僕は本っ当にしなかったのだ。
合格した時なんて、ずっと僕をバカにしていたとある真面目な浪人生に
「…なんでお前が受かるんだよ!!」とキレられたことさえある。
合格して友人にキレられたのなんて僕ぐらいだろう。
この記事に言わせると、僕の例もまた、
「元々偏差値の高いエリートの」
「受かって当たり前の」
「インチキ」
ということになるのだろうか。
でも僕は本当に高3時点で中学生レベルのこともできてなかった
(僕は高3時点で現在完了のhaveを認識していなかった。
どうして外国人は何でも持ちたがるんだろうと思ってさえいた)
から、
そんなんじゃうまく説明がつかない感じがする。
ただ、やはり厳しい中学入試の洗礼を浴びている分、
要領のいい入試のくぐり抜け方のカンみたいなものは、
経験知的にあったかも知れない。
てか、あれほどやって何も培われてなかったら哀しすぎる。
そのおかげもあり、
しかも科目を絞れる私大文系だからなんとかなったようなもんだが、
やっぱり勉強は嫌いだったし、
なんで受かったのかは今でもよくわかんない。
僕がいま仕事で教えてる英数の知識だって、
ほとんど13年前、この仕事に就いてから仕入れたようなもんだ。
でも中高浪人当時の僕を知らず、
また出身学校名しか見ないような人にはあんまり信じてもらえない。
だからこのCMの人のケースも、
何となく自分の経験(僕は国公立など考えすらしなかったが)から類推できる気がするのだ。
広告の「偏差値29」を信じるなら、
たぶんサボったツケで低迷してたんだろうけど、
取り返すのに要した期間が、
「普通の人」の感覚からすると劇的に短かったというだけじゃなかろうか。
「高い偏差値の中高に通っていたから当たり前、だって地頭が違うもの」
みたいのはちょっと短絡に過ぎる感じはするけど、
普通に公立中高で偏差値29というのとは、
やっぱりちょっと違うだろうな。
一度これだけの学校に入れるくらい勉強した人間と、
何らの努力も成功体験もなく29に甘んじてる人間とでは、
精神構造が決定的に違うというか、
「何とかなるんじゃね?」を信じ込めるレベル、
もしくは「どうせムリだ」に丸め込まれない反発力が圧倒的に違うんじゃないかと思う。
あるいは、机上の勉強はサボリ倒してても、
好きな本は半端なく読んでるとか、
趣味には異常なくらい没頭してるとか、
なんかそういう異能を持ってたりとか。
思えば同窓生にはその手のが多かった。
だから再び受験勉強の枠組みにうまくハマれば、
これくらいの逆転劇は普通に考えられるんじゃないかな〜と思う。
問題はこれを偏差値という一点のみで捉え、
セールストークにしちゃうイヤラシイ根性であってね。
四谷学院のCMも「だから何?」って感じで見てたし、
ビリギャルのあの先生も大した方法論は何もないのに、
なんか偽善者ぽくてちょっとキライなタイプだな〜と批判的に見てた。
なんて、商売下手な私はついdisってしまうのであった。
しっかしみんな、「偏差値」好きだねえ…………。