私自身は育成馬の狼歯抜きを頼まれることはない。
しかし、手術のために麻酔をした馬でチェックしていると結構な率で下顎にも狼歯を見つける。
ところが、
加藤嘉太郎先生の家畜比較解剖学図説に載っている馬の歯式では、第1前臼歯(狼歯)は上顎だけに出ることがあるように記載されている。
(左)
そして、もし下顎には狼歯が出ないのであれば、第1前臼歯は狼歯のことで、実際の大きさのある前臼歯は第2~4というのは上顎前臼歯だけの話になってしまいこれまたややこしい。
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JRA総研編、「馬の医学書」でも上顎にはしばしば狼歯が生える。と書かれている。
そして、馬の歯式は加藤嘉太郎先生の家畜比較解剖学図説と同じ。
下顎には狼歯は出ることがないように示されている。
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一方こちらは、Equine Dentistry 馬歯科学の成書。
番号式の表示方法が表示されていて、
上顎、下顎ともに○05番の狼歯が描かれている。
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どなたか、狼歯について詳しく正確な情報をご存知でしょうか?
日本の、あるいは世界のサラブレッド、あるいはサラブレッド以外の馬で、上顎と下顎の狼歯の保有率を調査した文献はないものでしょうか?
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オルフェーブル、残念だった。
しかし、世界最高峰であることは立派に証明された。
はるか遠くに高い峰があると伝え聞くのではなく、観にいけるところに世界最高があるというのは素晴らしいことだ。
おめでとうと、ありがとうを言いたい。
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今朝は朝風呂に入りました。
毛色が変わって、驚きました。
ゴワゴワだったのが、サラサラになりました。
しばらく、Goldenと名乗って良いでしょうか・・・・?;笑
・・・・次回の入浴は・・・・・・雪が融けて、大地が乾く5月の予定です。
Permanent 2 x (I 3/3, C 1/1, P 3[4]/3[4], M 3/3) = 40 [42/44]
Note: Erupted canine teeth often absent in mares; lower 1st premolar may be present in some horses
P1=1st premolar (Wolf tooth) は上も下もあったりなかったり、C=canine teethも雌馬ではないことが多い、ということでしょうか。
オラ君、before after 画像はシャンプーのCMに出られたかもね!
犬歯は雌馬はほとんどなく、生える雌馬は非常に珍しいと思いますね。もっともサラブレッドのことしか知りません。
下顎にも狼歯が出ることがある。とちゃんと書かれているわけですね。
遺伝もあるかもしれませんね。しかし、性差もあるでしょうから・・・
キラキラ輝くような毛になりました。昨日だけ・・・・・
情報ありがとうございます。いずれにしても日本の馬の教科書は書き換えられなければならないようです。
日本の在来種などはどうなのでしょう・・・あまりハミ受けが問題とならない品種は注意されてこなかったかもしれないとおもいます・・ドサンコの歯はよく見たことがない経緯より^^;
サラブレッドでも生えやすい血統などあるのかもしれませんね、しかし調査対象となる前に飼養者に抜かれるのかもしれないですね・・昔、狼歯をマイナスドライバーとハンマーで叩き取っている方がいましたから^^;でも根が深いと折れてしまうので、エレベーターで抜くほうがよいと思います^^;限られた少数の経験ですが、中半血は根が深かった(5ミリ出ていて根が2センチくらいなど)ような印象があります。北海道のサラブレッドはいかがでしょうか?
我が家の今まで見てきた10頭くらいの若馬で、半分くらいは狼歯があって抜歯してもらいました(下は1頭だけ)
原種に近いと割合高いとか、なにかそういう品種によるものもあるのかなと感じました。
犬でも種によって狼爪が出やすいとか、狼爪が2本ずつあるものもいますし(でも爪とはちょっと違いますね 苦笑)
データありがとうございます。QHで半数に狼歯、そして下顎は1/10ですね。けっこう生えることがあるのだから、下顎の狼歯も歯式に入れておくべきだと思いますね。
狼爪が2本となると、指が6本になりませんか??
失礼しました;笑。狼歯は議論が多い所ですね。ハミ受けに影響すると言うライダーも居れば、あんなところにハミは当たらない。というライダーも居ます。
抜くというよりへし折っていることが多いのではないかと思います。折れば尖って、そのうち伸びてくると・・・・・