資料館


SIGMA DP2

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仕事が忙しくて、ここをゆっくりと書く時間がとれない。
今日も先ほど帰ってきたばかり。
日本酒を飲んで、少し酔っ払っている。
小さな音で、マリア・カラスのCDを流しながら書いている。
カラスの声はさすがによく通り、ごく小さい音で再生しているのに、風呂場でお湯に浸かっていると、離れた僕の部屋から歌声が聞こえてくる。

先々週の日曜日、北の丸公園の近くまで歩いて行った時、公演に面した角地に昭和館という資料館があった。
面白そうだと思ったが、バレンタインデーで食事の約束があったため、入り口を見ただけで銀座に向かった。

先週の日曜日、皇居の方から昭和館に向かってとぼとぼと歩いていった。
ちょうど昭和館が見えてきた時、家から電話があり、親戚に不幸があったことを告げられた。
やむなくそのまま前を通り過ぎ、地下鉄の駅から急いで帰宅した。

この前の日曜日、今日こそは昭和館に行ってみようと思っていた。
しかしあの津波騒ぎで、外出、特に地下鉄に乗るのはためらわれ、結局家から一歩も出なかった。

今週は仕事が非常に忙しく、日曜日も出社の可能性が高い。
どうやら行くことの出来ない運命にあるようだ。

昭和館といっても、僕は昭和の人間なので、いまひとつピンと来ない。
昭和の証言者、その激動の時代を生き抜いた人は、今でも周りに大勢いる。
しかし今は平成の世で、昭和は既に懐かしい時代に入るのだろうか?

江戸東京博物館というのが両国にあるが、考えてみれば明治や大正が抜けている。
どちらも非常に面白い時代だと思うのだが、懐かしさを感じる世代は既に少なく、人を集めるには中途半端な時代なのかもしれない。
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