靴の悩み-1


Z9 + NIKKOR Z 24mm f/1.8 S

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靴に関する悩みを解決する商売をされている方がいる。
自分も何か相談したいな・・と思ったが、考えてみると、あえて相談するほどの悩みが無い。
実はMrs.COLKIDは、既に一度対面で相談させていただき、その時僕も一緒に行って見学させていただいた。
しかし自分自身に関しては、何を聞いたらいいのか思いつかない。

その方のブログで、一般の人からどのような相談を受けたか、内容を公開されていたことがある。
その時に感じたのは、靴に関して悩んでいる人って、こんなに大勢いるんだ・・ということだ。
自分もいろいろと悩んだり考えたりしたものだが、他の人の切実な悩みを見ると、自分のなんて悩みのうちに入らないな・・と思う。

僕の場合、革靴が趣味だったので、非常に多くの靴を実際に自分で試してみた・・という事情もある。
現在より靴の価格が安い時代であったことも幸いし、市販の多くの靴を試着したり購入したりできた。
ご存知の通り、革靴に関しては、もう一生分くらいは持っている(笑)

どの靴が自分に適しているか、実際に多くの靴を履いてみて、大まかな傾向は掴むことができた。
またその業界のベテランの方たちからお話も聞けて、革靴とはどういうものであるかを知ることが出来た。
あれが無ければ、確かにどういう靴が自分の足に合っているのか、今でも分からずにいたかもしれない。

しかしそれを抜きに考えても、自分の場合、靴との相性に関しては、比較的恵まれているような気がしている。
足の形状自体は、あまり標準的とは言えず、見た目も何だかカッコ悪いのだが、それにもかかわらずだ。
完全にフィットする・・という靴は、ほとんど無いのだが、多くの靴は何とか履くことが出来てしまう。
そもそも一般向けに作られた革靴を履く以上は、フィッティングの多少の不満は我慢するしかないであろうし・・・

あえて何か相談するとしたら、自分の足って、世間一般から見て、どういう形状と言えるのでしょうか・・という内容になる。
靴選びでは特に悩んではいないが、世の中の標準から言って、自分の足はどの部類に属するのか・・は知っておきたい。
自分では、幅は広めで甲は低いのかな・・と思っている。
しかしお店でシューフィッターの方から、まるで逆のことを言われることもあり、ちょっと混乱しているのだ。
やはり形が変わっているので、分類しづらいのかな・・・

まあ、いずれにしても、僕の場合、少し我慢すれば、多くの靴を履くことができる。
中には、何だかしっくりこなくて、これは長距離を歩くと厳しいかな・・というものもある。
だがそういう靴も、しばらく使えば、だんだんと靴の方が馴染んできて、あるいは自分の足の方も慣れてきて、それなりに履けるようになることが多い。
(もちろんまったく履けない、というものも、中にはあるのだが・・・)

しかし世の中には、もっと辛い思いをしながら、靴を履いている人が大勢いるのだ・・ということが分かった。
それこそ体調がおかしくなるほど、靴が合っていないのに、我慢して履いているのだ。
靴が合わなくて痛いのって、本当に辛いからな・・・
そういう人達と比べると、変な形状の足とは言え、まあまあ僕は恵まれているのだろう。
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