COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
見える
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SIGMA DP1Merrill
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知人の葬儀の日、孫娘に当たる小さな女の子が来ていた。
非常に頭のいい4歳の子供だ。
火葬場で焼却炉から骨が取り出される時、子供にはショックが大きいのではないかと思い、僕は後ろに立ち気にして見ていた。
大人が泣き崩れる中、その子は父親に抱かれて、少し驚いたように目を見開いて骨を見ていた。
棺が炉に入るところを見ているので、それが自分の祖父であることはわかっているようだ。
「おじいちゃん、いなくなっちゃった」
その子が父親に小さな声で言った。
父親は娘の顔をじっと見た。
「お前はおじいちゃんとはまた会えるから大丈夫だろう?」
女の子は「うん」と答えた。
父親に聞くと、その子は普段から亡くなった人の姿が見えるようだという。
昨年亡くなったもうひとりの祖父も、時折会いに来ているらしい。
「おじいちゃん、そこにいるよ」と誰もいない空間を指して指摘し、周囲の大人を驚かす。
「よほどこの子がかわいいのでしょうね。私らにはまったく見えないですが・・・」
女の子を抱いたまま、父親が少し苦笑いしながら言った。
それはごく自然で日常的な会話であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/2f/da044a1bfc9ebc9b0b99ec9c97dc7461.jpg)
今日の時計ベルト。
シェルマンのグランドコンプリケーション・クラシックに、ジャン・ルソーのルイジアナ・アリゲータ・ブリアントのダークブルーをつけた。
鮮烈な組合せである。
文字盤の精密感と、素材の品質の高さが、最高に生かされている。
ムーンフェイズの夜空の深みのあるブルーと、ベルトの鮮やかなブルーとが見事な調和をなしている。
ブルーのベルト・・というのが好きで、いつかブルーのベルトとマッチした時計が欲しいと思っていた。
ジャン・ルソーのこのブルーは、同社のイメージカラーでもあるという。
光沢のあるルイジアナ・アリゲータの竹斑部分を使用した、非常に高級なベルトである。
しかし意外に彩度の高い陽性の青で、使いこなしは難しいと感じていた。
シェルマンのグランドコンプリケーションとの組合せは、ひとつの解答といえるほどの素晴らしいマッチングを示す。
清潔感があり、スマートで、鮮やかで、それでいて高級である。
素直にカッコいいと思う。
後はオーナーがそれに見合うだけのものを持っているかどうかだろう(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/95/e1f1e43c3cb5273709f0d96d1c0f4519.jpg)
コメント ( 9 ) | Trackback ( 0 )
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あの子役の子は「ウオルター少年の夏」にも出てましたが両方とも名作ですね。
時計のコーディネートはほぼ完ぺきな美しさですw
こういう霊的な話は、最近は日常の中に自然に出てくるようになりましたね。
以前のように「ありえない」と騒ぐ人が少なくなったように思います。
ベルトはメーカーのイメージカラーなので、作る時にリキが入るようです(笑)
クオリティは多分一番だし、アトリエで斑の部分も選べます。
ただワニはお値段もかなりのものです(笑)
よっぽど大声をだしたのですね。
以来、幽霊は苦手です。
COLKIDさんは仕事がら外泊が多いと思いますが旅館の掛け軸の裏とかホテルの額縁の裏に御札が貼ってある部屋はヤバイそうですよ。
私は外泊の時は部屋の掛け軸の裏は必ず観ます(笑)。
見えないということは、いないのと同じですから、論理的には怖くないはずだ・・と自分に言い聞かせています(笑)
隣に冷たい女が寝てたりとか恐怖体験が結構ありました。
凄い叫んでアパートの住民が皆起きてきたりしたこともありますね。
出来れば自分も霊感0で生きたいです。
では今日は遅いのでおやすみなさいませ。
でも全然見えないんですよね・・・
おやすみなさい。
私は葬式の場でどんなに目を凝らしても何も見えません。
ただ平穏な死後の世界があるものなら、それはそれで興味深く面白いことではあります。