名人


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

仕事でPhotoshopを毎日のように使う。
長年このソフトを使っているが、実のところ、操作は完全に自己流だ。
一度も正式に習ったことは無いし、解説の本もほとんど読んだことが無い。

そのため極めて基礎的なことで、分かっていない事がある。
へー、こんな便利な機能があるんだ・・と今でも発見することがよくある(笑)
ちゃんと勉強して使えば、もっと効率よく作業できるんだろうな・・とは思う。
しかし面倒臭くて、何となくそのままになっている。

自己流で開発した変なテクニックもある。
ある特定の条件で、自動調整のフィルターを使うと、ソフトが判断できないようで、加工結果がとんでもないものになる。
で、その結果をレイヤーにして僅かに混ぜて使うと、これがいい味付けになるのだ。

ところがそれをやり過ぎると、会社のパソコンだとPhotoshopが落ちてしまう。
エラーが出るのではなく、いきなりソフトが落ちてしまうのだ。
当然加工途中のデータは失われてしまう。

使用するエリアが足らなくなるのか・・・それともロジック上のバグなのか・・・
いろいろやっているうちに、画像の解像度を落とすと何とか動いてくれることが分かった。
これは危ないな・・と思ったら、最初から画像をリサイズして軽くしてから処理している。

というか、そもそもそんな変な使い方をしてはいけない・・という事なのだろう。
先にちゃんとマニュアルを読んで、十分に理解してから操作するのが正しい使用法だろう。
僕のでたらめなやり方では、機械を壊しかねない。

そういえば昔フランスの小型車に乗っていた時に、左右の足を使ってブレーキとアクセルを同時に踏んだりした。
それが原因とは言い切れないが、想定外の使い方で車のプログラムが破壊されてしまうのか、いきなりアクセルが全開になり暴走する・・という現象が何度か出た。
細い道で急にフル加速を始めるので、慌ててブレーキを目一杯踏んで車を止めたが、危険極まりないことであった。
考えてみたら、僕は自分流のやり方で機械を壊す名人なのかもしれない。
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