真夜中の出来事 3


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S


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朝起きて、まずは頭に巻いたタオルを取ってみた。
案の定、血に染まっている。
指先をそっと傷口に当ててみると、まだ少し血が付く。
時間が経ったが、まだ出血は完全には治まっていない。

とりあえず出社して、朝の仕事を終わらせてから病院に行くことにした。
幸い今週は来客が少ない。
朝礼を済ませてすぐに病院の外科に向かった。

1時間ほど待たされて僕の順番が回ってきた。
てきぱきとした中堅クラスの有能そうな先生であった。
どうしたのか問われて、寝ぼけて落ちたとも言えず、夜中に家具の角にぶつけたと答えた。

先生は傷口を見るなり
「ああ、これは縫うしかないよ」
と言った。
やはりそういうレベルの傷らしい。

治療するにに当たり、髪の毛を剃られるだろうと予想していた。
しかし来週から重要な来客があり、あまり変な姿で会うわけにいかない。
大手の幹部と初対面で頭に包帯では印象を悪くしかねない。

先生に人と会う予定があるので、なるべく髪を剃らないで欲しいと伝えた。
髪の毛が多いとばい菌が入るかもしれないと困っていたが、とにかく切るのは最低限にしてみると言ってくれた。
その後MRIを撮り、内部には特別影などは見当たらず、問題はない事が分かった。
まずは一安心である。
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コメント
 
 
 
Unknown (銃好き)
2018-10-08 22:37:41
とりあえず問題なくて良かったですね。
意識障害が無くても、頭を出血するほど打ったら医者に診せてくださいね。
脳内で微細な出血が続いて重篤になる事もありますから。お大事になさってください。
 
 
 
Unknown (COLKID@自分の部屋)
2018-10-08 23:53:58
ご心配おかけしました。
一応大丈夫そうですが頭ですし素人判断すべきではなかったですね。
 
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