COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
ハイボルト
Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
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横を通ろうとした時に、椅子の上に置いてあったタオルが床に落ちそうになった。
思わずそれを止めようとして、変な体勢で手を伸ばした。
その時に腰を痛めてしまった。
かなり酷く痛めてしまい、その場で腰を押さえたまま、あいたたた・・・となった。
歩くどころか、立つのも辛いほどである。
腰に激しい痛みが走り力が抜けてしまう。
これはダメだと、急いでMrs.COLKIDにネットで医者を探してもらった。
もう夕刻だったので、開いているお店は限られる。
会社からの帰宅途中に、夜8時頃まで営業している治療院があることが分かった。
ネット上の評価がすごく高くて、ほぼ満点に近い。
口コミを読むと、腕がいいのは確かなようだ。
こちらは藁をも掴むような状態なので、すぐに電話をして予約を入れて、その治療院に行ってみた。
プロのスポーツチームの専属トレーナーをしていたという先生の治療院だ。
最初に身体の状態を見て診断をしてくれた。
姿勢から直す必要があるが、まずは痛めた腰の治療だという。
患部は炎症を起こして熱を帯びており、その周りの筋肉も硬くて動きが悪いので、柔らかくする必要があるという。
ハイボルト治療を行うことになった。
電極を患部に押し当てて、身体の深部に高電圧をかけて筋肉を解すのだという。
これがなかなか強烈な治療法であった。
最初に先生が全身をマッサージしてくれたが、お尻の横の筋肉がガチガチになっていた。
専門家である先生が、ウワ・・と声を漏らすのが聞こえてきたほどである。
ふくらはぎもだいぶ硬くなっているようだ。
腰の周辺部に治療器の電極のようなものを押し当てる。
電圧をだんだんと強くしていくので、痛みが我慢できる限界までいったところで教えてほしいという。
電圧自体は強ければ強いほど効果が高いようだ。
最初はピリピリする程度だが、それが次第にビーンという痺れに変わる。
さらには太いこん棒で打たれるようなズーンという衝撃となり、同時に痛みが加わってくる。
急激な右上がりのグラフを見るようで、痛みや衝撃が、どこまで行っちゃうの?と怖くなるような勢いで上がっていく。
ああ、そこで限界です・・と言うと、先生が電圧を上げるのを一旦止める。
慣れてきたら言ってください、と言われる。
実際5秒ほどで、痛みがスーッと嘘のように引いて落ち着いてくる。
慣れたようだと告げると、さらに電圧を上げて、また痛みが限界に達したところで止めてもらう。
それを規定の数十秒の間、何回か繰り返す。
次に、これから何箇所か電気を通すから、一番効くのが何番目か教えてほしいと言われた。
電極を当てる場所を順番にずらしていくと、ツボを直撃したようにグワッとくるところがある。
うわっ、そ、そこです!・・と思わず叫んでしまう。
するとその場所に集中して強い電圧を加える。
確かに強烈だし、多少の痛みも伴う。
しかし何と言っても、一番効くポイントに対して強い電圧を加えるので、不快さよりも気持ちよさの方が上回る。
次は何をするのだろうと、治療がだんだん楽しみになってきた。
ハイボルト治療が終わると、先生がもう一度マッサージをしてくれた。
先ほどまでガチガチだった腰の筋肉が柔らかくなっているのが、揉まれているこちらにまで分かるほどであった。
筋肉の表面ばかりでなく、奥の方から軟化しているように感じた。
電圧を加えただけで、こんなに効果が明確に出るのかと驚いた。
これは癖になりそうな予感・・と思ったが、その治療法は最初の数回だけで終わってしまった。
以降はマッサージ中心の治療に切り替わった。
もっとやって欲しいのに・・・ちょっと残念だな(笑)
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