足の形


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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新型コロナの騒ぎが起きてから、外に出る時に履く靴を限定していることを書いた。(2020年7月9日の日記
現在は4足ほどを選び、履き回している状態だ。
どうやらまだ当分の間、騒ぎは収まりそうにない。
靴の方もこの状態のままで行くことになるだろう。

以前は毎日のように違う靴を履いていた。
当たり前の話であるが、靴はどれも同じ形ではなく、履き心地はそれぞれ異なる。
それでも毎日のように、靴をとっかえひっかえ履いていた。
それで特に問題はなかった。

ところが靴を何足かに絞り込んでから、自分の足の革靴に対する適応能力が落ちてきたように感じている。
先日アレン・エドモンズのウィルバートを追加したら、この靴がどうもしっくりこない。
以前から511というラストは、自分の足に形があまり合っていないとは感じていた。
しかしウィルバートの場合、素材や構造がとてもしなやかで履きやすいため、少々の形の違いは何とかなっていた。

数日に1回ウィルバートを履いているが、形が合っていないことが気になって仕方がない。
比較的寸詰まりのラストなのだが、上から見ると小指周辺の膨らみが少なく意外に尖り気味である。
その辺りが合っていないのか、履いていても一日中しっくりこない。
特別履きやすい靴だったので、自分でも驚いている。

もちろん靴の形は以前と変わっていないし、自分の足の形が変化した・・というのも、ちょっと考えづらい。
靴の種類を少なくしたことで、足がやわになってしまったか。
実は精神的な問題も絡んでいるような気がしている。
世の中全般に余裕がなくなり、日々いろいろな靴を履いて変化を楽しむ・・などという、明るい気持ちはどこかに消えてしまったのではないだろうか。
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