COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
その後
Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
大きな画像
オーディオだが、毎日のように変わっている。
ここに書く頃には、実は内容は古新聞になっている(笑)
オーディオといっても、あくまでパソコンのモニターの両側にあるスピーカーで、目の前数十センチのニア・フィールドの世界である。
本来はセカンドシステムであり、お金をかけない、いわゆるバジェット・オーディオのつもりであった。
しかしメインの方が開店休業状態で当分動かすことはないので、そちらで使っていた機材を取り外して積極的に流用している。
だから少し贅沢な使い方にはなっている。
スピーカーの下に黒檀のブロックを敷いた。
すると引き締まりながらも中低域が朗々と鳴り出し、それはそれでなかなかいい感じではあった。
ところが黒檀に手を触れてみると、かなり盛大に共振していることが分かった。
ブンブンと唸っているのが分かる。
さすがにここまで共振しては、音にも悪い影響を与えているだろう。
そう思い、別の素材も試そうと考え、金属製の脚を買ってみた。
そちらに交換してみると、スッと濁りが取れ解像度は上がるのだが、今度は何だか生気のない面白くない音になってしまった。
これは自分の欲している方向とは違うぞ。
しばらく聴いてみたが、やはり元の黒檀に戻した。
また共振が始まったが、躍動感のある面白い音になった。
品質は落ちるかもしれないがこちらの方がいい。
昔はこういう感性だけに基づいた選択はしなかったのだが・・・(笑)
その後、CDプレイヤーにもメスを入れた。
今まではパイオニアのユニバーサルプレイヤーを使ってパナソニックのデジタルアンプにHDMIケーブルで接続していた。
どちらもかなり古い機種である。
これでSACDを再生すると、88.2KHz/24bitのPCM信号に変換されてアンプに送り込まれる。
しかしソニー製のブルーレイ・プレーヤーを使うと176.4KHz/24bitで受け渡してくれるという。
これはどのくらい音が変わるのか聴いてみたい。
それ程高い機械では無かったので、ヨドバシでこのソニー製のブルーレイ・プレーヤーを買ってきた。
ポイントが貯まっていていて半額以下で買えた。
モニターに繋いでメニュー画面から音声設定のデジタル出力を一番上の192kHzに変更する。
このソニーのブルーレイ・プレーヤーUBP-X800M2は、通常のHDMIと音声専用のHDMIの2系統のHDMI出力がある。
そのうち音声の方をデジタルアンプに繋いだ。
(一般の人が間違えないように、音声専用のHDMI端子は上にシールが貼ってあり、剥がさないと使えないようになっている)
音の方は一長一短で、確かに品位は上がるようだが、サラサラした軽めの感触にもなる。
解像度がよく空間が見通せるが、力感が少し減退する印象である。
好みから少しずれたので、再度バランスの取り直しが必要になった。
数日間あれこれいじって、これなら行けるだろうというところまで持ってきた。
古いパナソニックのアンプにはHDMIの入力は1系統しかないので、現在はパイオニアは外してソニーのブルーレイ・プレイヤーを繋げている。
CDも88.2KHzにアップコンバートしてくれるので予想外に音が良くなる。
問題はこのプレーヤーの使い勝手の悪さである。
本来はブルーレイを再生するための機器であり、テレビと組み合わせて使うことが前提となっている。
そのため情報の表示はすべてモニターに任せた設計で、プレイヤー本体に一切表示機能が無いのだ。
単なる黒い箱で、今どのトラックを再生しているのかさえ分からない。
これでは音楽ディスクの再生にはあまりに不便である。
試しに居間のテレビにHDMIで繋いで、CDやSACDを再生してみたら、モニター上にはトラック名や再生時間などが表示されることが分かった。
そこでもう一度ヨドバシに行き、今度は小型のモニター(7インチ)を買ってきた。
このモニターをトラック表示のためだけに使い、ブルーレイ・プレイヤーの上に乗せておくことにした。
モニターが小さすぎて文字が読めないかと思ったが、意外に画質が良くてはっきり分かる。(下の画像)
これで問題が解決した・・と思ったが、このモニターの電源を落とすと、ブルーレイの方も勝手に再生を止めてしまう現象が出た。
HDMIは繋いだ機器の状態を監視して動くので、予想の出来ない動きをする場合がありいろいろ厄介である。
まあ心得た上で使えば問題ないであろう。
ついのめり込んでしまい、いくつか動きがあったが、今のところまあまあの結果に落ち着いている。
この辺でそろそろおしまいにしようとは考えているのだが・・・
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