きっかけ


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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朝から大切な来客があり、対応で疲れてしまった。
密度の高い会議となった。
打ち合わせの時間が限られており、無駄のないよう、てきぱきと話を進めた。
昼までに結論を出さねばならず、終わった時には、ヘトヘトになっていた。

お客はこれから大阪に向かい、また次の会議が控えているという。
とりあえず食事だけは済ませていくというので、駅に送る途中、近所のレストランに寄って食べた。

メンバーに中国の支社から帰ってきた人が混ざっていた。
例の爆発の起きた場所の、比較的近くにいたらしい。
会社の製品が被害を受け、さらには難を逃れた荷物が一斉に別の港に向かったため、現地では大混乱しているという。
何しろ世界第四位の港が消えてしまったのだ。

爆心地に近付くと、臭いが凄く、目が痛くなってそれ以上いけないという。
死体がゴロゴロしていて、1000体くらいはあったのではないかと言うが、もちろん規制がかかり情報は秘せられたようだ。
40フィートコンテナが吹っ飛び、巨大クレーターが出来たほどであるから、そのくらい被害が出てもおかしくはない。
昼間であったなら、もっと凄まじい事になっていたはずだ。

随分前に、いつか崩壊するという予測を聞き、驚いてこのブログに書いたことがあったが、ここに来てネット上でもあちこちで読むようになった。
爆発事故は予想していなかったが、これが崩壊のきっかけになる可能性はある。
実はその企業はそう予告していた張本人なので、こういう事態は織り込み済みで、今更驚きはしない・・という顔をしている。
しかしわかっていたと言っても、特別大きな対策を打っていたようには見えない。
時代の大きな流れを前に、逆らうことは難しく、上手く流れをいなす程度の事しか出来ないらしい。
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