猛暑の中


D3 + LEICA APO-TELYT-R 180mmF3.4

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暑い中を上野まで行ってきた。
2本のライカ製レンズのテストである。

アポ・マクロ・エルマリート100mmF2.8はD3Xに、アポ・テリート180mmF3.4はD3に、それぞれ装着して、そのまま外すことなく撮影した。
質感の再現では、D3よりD3Xの方がはるかに上であるが、アポ・テリートの個性的な描写は、D3でも案外いけるのではないかと踏んだ。
一方アポ・マクロ・エルマリートの生々しい質感表現は、D3Xでないと生きないような気もする。

外は暑そうなので気が進まず、家を出たのは午後になってしまった。
夏休みで子供が多かろうと、三脚は持たず一脚を選んだ。
精密なピント合わせの必要なレンズには厳しい気もしたが、重い三脚を持っていくのはうんざりだし、何とかなるだろうという甘い考え・・・(笑)

上野で降りると、思ったほど人が歩いていない。
動物園の中も意外に空いている。
どうやら直射日光と暑さを恐れて、動物園のような野ざらしで坂の多い場所への行楽は避けているようだ。

ところが動物の方も、暑さでぐったりしており、イマイチ冴えない感じである。
しかも園内は工事中で、東園のアシカやホッキョクグマのいたあたりは全面通行止めで、そこから不忍池のある西園の方に行くことは出来ず、一度表門の方へ戻らなければならなかった。
暑い中だったので少し閉口したが、しかたなく機材を引いて坂を上っていった。

夏に動物園に行くたびに、もう少し楽に園内を回れないものかという、ひ弱な考えが浮かぶ。
真夏の動物園は、ジリジリと照りつける中を歩いたという、辛い記憶ばかりが残る場所である(笑)
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