五二型



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靖国神社の奥の方に遊就館という展示施設がある。
戦争にまつわる遺品、日本の歴史に関してのパネルなどが展示されている。
その施設の一階入り口に、零式艦上戦闘機五二型が展示されている。

そこでお金を払って奥の展示室に入場すれば、彗星、桜花といった様々な展示物があるのだが、何とそちらは撮影禁止・・・がっくりきたが、遺品を撮影するのは失礼という意味かもしれない。
あるいは何か写るのか・・・
いずれにしても入り口の零戦は撮影自由なのでバチバチ撮らせてもらった(笑)

子供の頃から零戦は描きなれている。
自分の描いていた漫画に何度となく登場させたからだ。
あらゆるアングルで描いてきたが、半分はプラモデルや写真、あるいは想像によるものなので、実機でどのように映るのか見たい・・という強い願望を持っている。
だから様々な角度から撮影した。
たとえば下の写真は、斜め上方から襲う敵機の照準器に映る零戦の姿である。

あまり写真をたくさん撮るので、施設の人から不審に思われたかもしれない(笑)
数えてみたら百数十枚撮影していた。
それを毎日一枚ずつここに載せれば、半年分の写真がまかなえてしまう(笑)
まあ戦争ブログではないので、そんなことはしないが・・・

五二型は後期に登場した零戦の改良型の代表的なもので、この型でよく採用された上面が濃緑色、下面明灰白色の色分けが零戦のイメージにぴったりなこともあり、一般に人気が高い。
しかし防弾性能を上げる等の改良で重量が増し、運動性能が悪くなったことが一部ベテランパイロットの悪評を招いている。
古い二一型で出て行ったパイロットは皆帰ってきたのに、五二型で飛んだものはやられて帰って来れなかった・・と回想する人もいる。

D3 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED



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