今日のフェラーリ

都内を歩けばフェラーリの1台や2台は見る。
ただし今日は人の少ないところや裏道が多かったので、フェラーリとはあまり遭遇しなかった。
本当なら快晴で気温も低いのだから、フェラーリ日和と言えるのだが・・・
表参道あたりに行けば、きっと何台ものフェラーリとすれ違ったことだろう。

快晴

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イヤー、今日は晴れたね。
雲ひとつ無かった。
しばらく真面目に写真を撮りに行かなかったけれど、今日は出掛けない理由が見付からないほど完璧に晴れた。

仕方なく（笑）大きな荷物を持って外に出た。
お散歩カメラではなくて、三脚まで含んだフル装備である。
まるで修行僧のようだ。
一体誰のためにこんな事をしなければならないのか・・・（笑）

でもまあ、久しぶりに気持ちよく歩くことが出来た。
かなり疲れたけど・・・（笑）

D3X + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

ハイブリッドカー

ご存知の通り、ホンダのハイブリッド車が予想外に好調な売れ行きで、トヨタが焦って廉価版のプリウスを出すという。
右向け右で、あっという間にエコ一色になってしまうところが、この国の凄いところだ（笑）
エコと言っても今まではエコノミーばかりであった。
今回もトータルの維持費が抑えられているところが、何よりまず人気を博した原因であろう。

しかし一方で、そろそろエコロジーの意識が高まってきたのも事実らしい。
新型インサイトの人気は、主婦層が中心になっているという。
ハイブリッド車を購入することが、本当にエコロジーに貢献しているのかどうかは分からないが、とにかくその気持ちを表現するのには程よいアイテムである（笑）
物欲しそうでないデザインは知性的なイメージを与えるし、多少の尊敬を勝ち得ることも出来るだろう。

元来狭く貧しい国である日本は、こういうケチる技術が得意なのだ。
メーカーとしては利益がほとんど出ないだろうから、決していい商売にはならないのではなかろうか？
しかしこれからは、環境を制するものが世界を制す・・のだそうだし、今こういう事が出来ないメーカーに、明日はないのかもしれない。

ドイツ車をはじめ、外国車から乗り換える人もかなりいると聞くが、その気持ちは凄く良く判る。
メルセデスもBMWも、日本よりはるか以前から環境問題にはうるさかったのにもかかわらず、現実にこういう車がまったく出てこない。
次こそは電気自動車にしたいと何回も思ったが、それから何度かガソリン車を買う羽目になったし、正直そろそろ愛想も尽きようとしている。
乗ってみれば、そりゃあドイツ車の方がモノとしてはずっといいが、もうそんな時代ではない。
完成度が高いがために、よけいに終焉を感じさせるのだ。

世の中で一番恐ろしいのは、価値観の変化である。
今時、あの車はハンドリングがいい・・なんて言っているのが、中年過ぎのおじさんばかりである事には、恐怖さえ感じる（笑）
若者から「まず地球の事を考えないと・・」などと、正義を盾にして冷たい目で言われる姿を思うと、何とも哀れである。
これが価値観の王道になったら、乗り遅れた者には、欲望のために地球を破壊した悪人・・というレッテルが貼られ、軽蔑の対象にされてしまうかもしれない。

ところでハイブリッドは明らかに過渡期の技術である。
ひとつの車に何十年も乗る事はないだろうから、現在のある期間ハイブリッド車を選ぶというのは、おかしな話ではない。
しかし将来は純電気自動車になるのかと思っていたら、どうも水素自動車になる気配が濃厚・・という話を聞いた。
設置が開始された電気スタンドはどうなってしまうの？（笑）
未来のビジョンはまだ見えてこない。

ちなみに写真は今回の話にまったく関係の無いN車の車である（笑）

D40 + AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G