端末


Mrs.COLKIDがシャープ製のEMOBILE用の端末を買ってきた。
EM・ONEαという商品名はあるのだが、どう分類すべき製品なのか判らず、「端末」としか言いようが無い。

14cm×7cmのスライド式のボディには、タッチパネル式の4.1型の液晶画面とキーボードが付いており、OSはモバイル用のWindowsで動く。
インターネットはもちろん、テレビ、カメラ、メール、音楽、無線LAN、辞書、手帳、電卓、ゲーム・・とおよそ考えられる限りの機能が搭載されており、それが1万数千円で買える。
使用量は月6千円ほど払うとネットが使い放題となる。
以前流行ったPDAをもう少し進化させたような感じだ。

スペックだけ見ると、インターネットやワード、エクセル程度にしかパソコンを使わない人なら、これ1台でほぼ間に合ってしまう・・・と思うが、実際に使ってみると、やはり小さくて使いづらいのは否めない。
あくまで携帯用の臨時端末である。
小型のキーボードは、慣れれば早く打てるとはいえ、のびのびと仕事に使うのは無理だし、画面も小さくて全体像の把握が難しく、老眼だと文字が読めない(笑)
物には適正な大きさというものがある。

だがこれを見ていると、現在のノートパソコンが何とも中途半端な存在に思えてくる。
大きくて重いし、それでいて画像の加工などの処理に使うのは厳しい。
ノートは遠からず消えてしまうか?とも思ったが、逆に有機ELなどのモニタが一般化すると、パソコン自体がはるかに小さいものになって、簡単に持ち運び出来る薄くて平たい板になるのかもしれない。

SIGMA DP1
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