やっぱり水滴


梅雨だけあって、はっきりしない天気が続く。
早くも週末はどうかな?なんて思って週間天気予報を覗くが、雲と傘のマークばかりだ。
森では虫たちが待っているというのに・・・

D40X + AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED
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基板


下の写真と対になっています(笑)
人のいなくなる瞬間までずいぶんと待ちました。


会社で会議室の壁に写真を投影する必要が生じた。
プロジェクターはあるがいちいちパソコンをつなぐのは大変なので、CD-Rに焼いたJPEGデータを再生できるプレイヤーを買うことにした。

それならあれがいい。
僕が自宅でも使っているパイオニアの安いDVDプレーヤーだ。
DVDはおろかSACDでも何でも再生できて1万数千円だ。
自宅ではこのプレイヤーの24bit96kHzのデジタル出力をベリンガーのデジタルイコライザーに入れて、補正後にパナソニックのデジタルアンプに直結して快調に使っている。

しかしこのプレイヤーが何かと話題になったのは、ゴールドムンド社の140万円のユニバーサルプレイヤーと「中身がほぼ同じ」・・という衝撃的な理由による。
音はそれなりに差が付くように作られているのだろうが、それにしても基板とその上に乗っているパーツまでがほぼ一致する写真を見せられると、さすがにオーディオをやっている人も嫌になるのではないか?
案外これは両方の会社にとって悲劇かもしれない。

お店で確認したら7月に新型が出るので、このDV-600AVという機種は処分品として叩き売っているところだという。
ところが既に売り切れてしまい、近所のお店には在庫がない。
しかし価格コムで探したお店に問い合わせたら、代引きですぐに出荷してくれた。
手数料・送料込みでも1万3千円台だった。

SIGMA DP1
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カタログ


今更ながらシグマDP1のカタログをカメラ屋で貰ってきて、家で眺めてみたのだが、そのうちにDP1が欲しくなってきた。
もちろん本体の方は既に持っているのだが・・・(笑)

昔は興味のあるものはまずカタログを入手するところから始まったが、最近はあえて貰わないことも多い。
D3なども実物をある程度使ってから、カタログを入手して目を通した。
ま、D3の場合は本体の入手が大変でゆっくりカタログを見て考える暇は無かったし、いずれにしても絶対に買うつもりでいたので特別なのだが・・・

普段なぜカタログを見ないかというと、予定外のものを欲しくなってしまう可能性があるからだ。
カタログの出来がいいと、読んでいるうちにその気になってしまうことが往々にしてあるのだ。
で、後になってそれがよかったかと考えると、意外に失敗だったことも多い(笑)
カタログに騙される・・なんて書くと人聞きが悪いか・・・

カタログの出来のよさで最初に思い出すのは、オンキョーのScepter2002というホーン型の2ウェイスピーカーだ。
有名なGS-1のカタログは当然素晴らしかったが、この2002のカタログも出来が良くて、見るたびに欲しくなった。
何度購入の寸前までいったことか・・
スピーカーの理詰めの構造が自作マニアの心をくすぐり、再生音に関しては具体的な楽曲を例に出して熱く描写されていた。

ところがこれほど鳴らしにくいスピーカーも珍しいらしく、およそ店頭でまともに鳴っているのを聞いたことがなく(笑)、試聴してがっかりして購入を断念することの繰り返しだった。
しかしカタログを読むたびに作った人の情熱を感じさせ、上手く鳴った時は素晴らしいのではないか・・とか、騙されてもいいから買ってみようか・・などとつい考えてしまうのだ。
広告の力とは偉大なものである(笑)

オーディオではATCのスピーカーなども、カタログを見るたびに欲しくなった。
艶のあるお金のかかった印刷で、文章は少なかったが、なぜか購入意欲をくすぐられた。

カメラで思い出すのは、学生時代に見たミノルタのCLEのカタログだ。
鈴木清順や大島渚のモノクロのポートレートが付いていて、無性にカメラが欲しくなった。
ニッコールレンズのカタログも、載っている写真が好きで今でも時折貰ってくる。

結局カタログとは、肝心の製品とはまったく別の、独立したひとつの作品なのだろう。
それだけ見て製品の購入を決める人も、けっして少なくはないと思う。

SIGMA DP1
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