COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
ほぼ満開?
舌の根も乾かぬうちにサクラの写真を撮った(笑)
イヤー、目の前で咲いているので思わず・・・・
たまたま60mmマクロをD3に付けて持っていたので・・・
それを見越して持ってきたのだから、確信犯なんだけれど(笑)
D3 + AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED
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熊撃ち
いよいよ桜が満開だ。
桜の写真はどうも苦手だ。
見るのは好きなのだが、撮るとなると、どうもダメ。
多分花がいっぱいありすぎて、目が回るのだろう(笑)
週末は賑わうだろうが、桜を撮りに行くことはないと思う。
アマゾン経由で続々と本が届く。
昨日は吉村昭氏の「熊撃ち」という本を読んだ。
薄い本なのですぐに読み終えてしまう。
絶版なのか本屋では見つけられず、アマゾンで古本を取り寄せた。
熊撃ちの猟師の話を7話収録。
各章の題名がそれぞれの主人公の名前になっている。
多くは羆により町に犠牲者が出て、その敵を討つべく山に入るベテラン猟師の話だ。
非常に読みやすい文章で簡潔に書かれている。
話は、感情をおさえる様に淡々と進み、それでいてとてもドラマチックだ。
単なる復讐の話ではなく、大自然の中で野生の動物と対等に生きる男たちの物語である。
ところが、あとがきを読んで驚いた。
登場人物は実在の人物で、書かれていることはすべて真実なのだそうだ。
月刊誌に短編を連載するため、毎月のように北海道に取材に行き、実際に猟師たちから話を聞き出し、大変な労力で書き上げた作品なのだ。
これは貴重な記録である。
さらにこの連載がきっかけとなり、かの苫前事件を題材とした名作「羆嵐」の執筆へと話が進んだようだ。
氏は取材で苫前の山に入ったときの恐ろしさにも触れている。
僕もまったく同じ思いをしたので、強い共感を覚えた。
山の中というのは、クマのフィールドだから、生身の人間には本当に恐ろしいところだ。
D3 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
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