UVのお話

UV撮影に関しては、最近フロリダのメーカーから、決定版ともいうべきレンズが発売された。
この分野で使用できるレンズは、今までもっぱらUVニッコールであったが、これによりUV撮影ならびにIR撮影の分野はかなり選択肢が広がることになった。
もっとも主要な目的は研究や医療、犯罪捜査の分野で、趣味でUV撮影をしようなんていう人はごく限られるのだろうが・・・

以前ニコンに、紫外線の写るレンズを特注したらいくらくらいかかるのですか？と質問したことがあったが（笑）、やはりそういう要求はあったようで、実際に作るメーカーが現れたわけだ。
しかも面白いことにFマウントが採用されている。
ニコンの紫外線撮影可能な撮像素子のモデル、あるいはその天文写真向け改造モデル、それに何といってもフジのUV撮影用モデルを使用することが前提なのだろう。
メーカー側はフジの一連のモデル向けにベストの組み合わせと謳っている。
ちなみにS3ProUVIRもその後継機であるIS Proというモデルが出ている。

以前であれば僕も飛びついたかもしれないが、今はD3を主軸とした路線で手一杯で、そちらに回す余力は残っていない。
したがってまったく購入の予定はない。
今は中途半端なものに浪費したくないという気持ちだ。
不思議なもので、これもD3効果だろう。
製品単価が高くなったことも理由ではあるが・・・（笑）

D3 + Ai AF-S Nikkor ED 400mm F2.8D（lF)

予定

新しいマイクロニッコール60mmF2.8Gは、3月14日発売予定であることが発表されている。
MTF曲線から、恐らくいいに違いないと、前々から話題になっていたレンズだ。
ルールスレット評では既に満点が与えられている。
VR105mmマクロには辛い点数を付けた氏が、このレンズのことは高く評価している。

中野のFカメラの価格を見ると、すでに価格コムの最安値より安い価格が表示されている。
実際に発売になれば、さらに安く売るお店が出てくるだろう。

ところでそのFカメラで、生産完了品のD2Hsがビックリ大特価で出ている。
僕はこの濃厚な色を持つカメラには、今でも魅力を感じている。
K師匠はD3をメインにしながらも、D2Hsの良さも捨てがたく、今後も並行して使用する予定だという。

余裕があれば購入したいくらいなのだが・・・

D3 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED