一方のトキナー


トキナーの90mmF2.5の方は、繊細な表現をするマクロレンズだ。
ニコンの200mmや55mmが油絵のように太く濃厚なタッチで描くのに対し、トキナは鉛筆画のデッサンのようだ。
ニコンが男性的なのに対し、トキナは女性的ともいえる。

僕の持っている個体に特有のものか、精密にピントを合わせたつもりでも、画像ソフトで大きく拡大してみると、あるところから解像が甘くなる。
四角く尖るはずのものの角が丸まるのだ。

僕は目があまり良くないので、もしかするとピント合わせそのものが甘いのかもしれない。

D2X + Tokina AT-X MACRO 90mm F2.5
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うまい話はない?


コシナの20mmF3.8は、個人的には期待していたのだが、残念ながら価格相応というか、ちょっと使えそうに無いレンズであった。

上の写真はCapture4を使ってかなり強烈に補正してある。
元になった画像は、まったくもってパッとしないものである。
色収差は盛大に出るが(下の未補正拡大写真参照)、それよりも全体にフォーカスが甘めでボワーッとしたコントラストの低い画像になる。

それはファインダーを覗いていても伝わってきて、いくらピントを合わせようと思っても、しゃきっとするところがなく、うまく合わせられない。
D2Xのフォーカスエイドはピントの合焦を伝えてくるが、その機能がおかしいのではないかと疑い、何通りかのピントで撮ってみたほどである。

ピントリングは非常に狭く使いにくい上、ゴム部分が空転するので、最後まで回しきってもまだくるくると回ってしまう(笑)
フィルター径は62mmと大きめなのに、なぜか明るさはf3.8と暗い。

これは僕の腕では使いこなせない。
空気が写るどころか、頭がボケてしまいそうだった(笑)
とてもフォクトレンダーを作っている会社の製品とは思えないが、これを上手く使いこなしている人もいるのだから、僕の方が未熟なのかもしれない。

D2X + COSINA 20mm F3.8

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