NEW ! じゃあないよ(笑)


また新しいのがきた・・・わけではない(笑)

これはニコンの18-35ズーム、正式名は Ai AF Zoom Nikkor ED 18~35mm F3.5~4.5D(IF) である。
D100を購入したときにいっしょに買ったレンズだ。
要するにデジタル一眼レフ用として一番最初に買ったレンズである。
もっと高価な明るいズームは高くて手が出なかったし、これも一応EDの名を冠しているのだから性能が悪いことはあるまい、当面はこれで我慢しよう・・・と思ったのだ。

なぜ今更こんなものを出してきたかというと、タカさんから教えていただいたデジカメウォッチのニコン用広角レンズテストにおいて、このズームレンズの評価が非常に高かったのだ。
この製品テスト( http://dc.watch.impress.co.jp/cda/special/2005/11/15/2049.html )はかなり労力がかかるであろう規模の大きいもので、個人的に大変期待しているのだが、早速高価なf2.8の各ズームレンズより、安価なこのクラスのレンズの方が画質が良いという興味深い結果が出た。

実はたしかに17-55よりこの18-35の方がシャープに写る。
17-55は意外に色収差が強烈に出るし、ちょっとボケ気味に写ることがあって、ある意味で使いこなしが難しい。

しかし僕個人の意見としては、このレンズのことはあまり気に入っていない。
よく「名ばかりのED」なんて悪口を言っていた(笑)

理由はうまく説明できないのだが、最初からシャープのフィルターをかけた結果のような画像になってしまい、大量に撮影するとある癖のようなものが気になりだすのだ。
そのため17-55を買った後はこちらのズームはほとんど使わなくなってしまった。

17-55の画質はここで何回も公開しているので、どのようなものかご存知だと思う。
オリジナルの画像は何だかぱっとしないものなのだが、ニコンの人たちやプロの写真家の人たちは、僕がまだよく理解していない理由で、「素材」としてそういう画質のデータを必要としているのだろう・・・と信じていた(笑)

しかしもう一度このズームレンズを使ってみる価値はありそうだ。
もう少し暗くてもいいから軽くて高画質なズームはないかな・・・なんて考えていたので、このレンズなんかはその要求にピッタリなのだ。

D2X + Ai AF Micro Nikkor 60mm F2.8D
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