記録


先日会社の古いパソコンをワークステーションに入れ替えた。
その際、MOドライブを付けてもらおうかと思ったら、何と内蔵のMOドライブの注文はもう受けていないという。
後から外付けで付けるしかないらしい。

値段が高いMOはもう消えつつあるのだろう。
長年の間に(といってもここ数年だが)MOに保存したデータがけっこうあるのだが、初期(Windows 95や98の頃)に作ったものはもう機械的に読めなくなりつつあり、そういう意味では保存媒体としての信頼性も低い。
だからといってCDやDVDが信頼性が高いかというと、そうでもなさそうなので、何を信じていいのかわからないが・・・

僕は撮影したデータを単体のハードディスクとDVDに落として保存している。
ところが久しぶりにパソコンにUSB接続していた160GBの外付けHDDの中身を見てビックリした。
ほとんど使い切ってしまい空きが残っていない。
以前の感覚で、160GBなんてそう簡単に使い切れるものではないと思っていたのだが、よく考えたら「たった160GB」だ。

休みの日に1回撮影に行くと、あまり撮らなくても1GBのカード数枚になる。
D2XのRAWデータだと1GBで40枚程度しか入らないので、ちょうどフィルム1本分くらいでしかない。
つまり1日に撮影したデータをまとめると、それだけで保存用の4.7GBのDVD1枚がほぼ一杯になってしまう。

160GBの外付けハードディスクも、DVD30数枚分でしかなく、多分1年ももたないだろう。
かくして写真データのバックアップDVDが何十枚も部屋に積まれることになるのだ(汗)

早速250GBの外付けHDDを買って、160GBのHDDにあったデータはそちらにすべて移したが、それとて時間の問題で満杯になってしまうだろう。
何が言いたいかというと、D2Xのデータは少しオーバークオリティではないかということだ。
JPEGで撮ればそれほど大きなデータにはならないが、ニコンの場合、RAW + Capture4 の魅力を知ってしまったら、もうJPEGには戻れない。

D2X + Micro-Nikkor Auto 55mm F3.5
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至近距離


至近距離に特化したレンズ。
わかって使えばこんなに面白いものはない。
牛乳瓶の底のような眼鏡をかけて、夢中になって作業に没頭する人物を思い浮かべてしまう(笑)

被写体にレンズを近付けなければならないので、ごく低い位置でカメラを固定できる特殊な三脚が欲しくなる。
普通の三脚だと、被写体の方を台に乗せて、カメラの高さまで持ち上げてやらなければならない。
低い三脚は、カメラ屋で安く売っていた華奢なものを持っているが、D2Xのボディを付けただけで限界で、カメラを傾けると重さで倒れそうになる。

自作という手もある。
丈夫なヘッドを買ってきて、重い板などにネジ止めしてしまうのだ。

D2X + Micro-Nikkor Auto 55mm F3.5 + Extension Tube M
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中間リング


エクステンション・チューブ"M"
このがらんどうの筒を付けると、ニッコール・オート55mmF3.5は、本当の至近距離専用レンズに化ける。
レンズの先端部から、5から10センチ程度の距離のものにしかピントが合わなくなる。
普通のレンズとしては一切使えなくなるから、やはり中間リングは取り外しのきく部品として売らざるを得ないだろうと思う。

D2X + Micro-Nikkor Auto 55mm F3.5 + Extension Tube M
D2X + PC Micro Nikkor 85mm F2.8D

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