マッサージチェア


FUJIFILM X100V

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近所のデパートにある有料のマッサージチェアを、時折利用しに行く。
実は今日もやってきた。
わざわざそのために立ち寄った。

最近はけっこうあちこちに設置されているのを見かける。
大体12分~15分で300円だ。(場所によって時間が異なる)
2回連続で使うと600円になる。

まあ600円なら悪くない。
昔の機械と比べると、けっこう進化しているようで、性能がそれなりに向上している。
まあまあ効果があり、身体が軽くなる。
600円なら、払ってもいいかな・・と思う。

腕、ふくらはぎ、足の裏も揉んでくれるので、まずは靴を脱ぎ、腕時計なども外す。
お金を入れると、最初に体型の自動測定を始めるので、身体を椅子にピッタリ付ける必要がある。
それが済んだところで、機械は自動でマッサージを始めるが、そこで「無重力」のボタンを押すのが、一番ポピュラーな使い方・・かな?

そうすると椅子全体がゆっくりと傾き、身体がほぼ上を向いた状態でマッサージしてくれる。
自分の体重がかかるので、マッサージの効果が強めに出る感じだ。
お店で人間にやってもらうのと比べれば劣るだろうが、費用を考えれば十分であろう。

案外利用者が多く、大抵何台かは使用中である。
台数が少ない場所だと、全部埋まってしまい、諦めて出直すこともある。
15分を2回連続して使用する時は、待っている人がいないか、一応確認している。

来るのはだいたい常連のようで、勝手知ったる感じで、来るや否や、さっと準備して椅子に座る。
もちろんあらかじめ100円硬貨も必要な枚数用意してある。
皆が自分だけの密かな楽しみになっているようだ(笑)
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床屋と映画とブドウ


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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午前中仕事をして、午後は床屋に行った。
予約が一杯で取れなかったが、隙間を利用して何とかやってくれると、特別に一番最後の時間で受け付けてくれた。
担当の人が、新しい店に移ることになったので、次回からそちらのお店に行くことになる。
お店を開くと、新たに顧客を開拓しなければならないので、お客がついていくであろう人を回す必要があるらしい。
ちょうどいいので、帰りに寄り道して、新しいお店の場所も確認してきた。

床屋は2カ月ぶりで、髪の毛がずいぶんと伸びていた。
なかなか時間が取れる日が無く、今週行けるかな‥と思っても、今度は予約が取れない・・の繰り返しであった。
最初に「ずいぶん伸びましたね・・」と言われた。
ただ昔ほど大量に生えるわけでは無いので、少々伸びても大丈夫だろう・・・
と思ったが、伸ばしても、何だか汚らしくなるだけだった。

仕事が終わって、床屋までに時間があったので、隙間を利用して「エイリアン・ロムルス」を観てきた。
時間的にギリギリで、映画館前のレストランで30分で昼食をとり、観終わったら急いで床屋に向かう必要があった。
何とか約束の時間に到着し、床屋で頭を刈り、マッサージを受けて帰宅。

すると親戚から大量にシャインマスカットが届いていた。
実は昨日は他の親戚から、また別のブドウが届いた。
ブドウ三昧で、パクリと一房平らげたが、その後疲れて眠くなり、グッスリ寝てしまった。
仕事を家でやろうと大量に持ち帰ったのだが、まったく出来なかったよ・・・


(iPhone 13 Pro)
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食べ過ぎた・・・


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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今日は得意先の部長さんがみえられて、会社で遅くまで打ち合わせをした。
帰宅が遅くなったので、少々お疲れである。

しかも帰宅後、夕食を摂りすぎてしまった。
帰ったらウナギのお弁当が待っていたので・・・
もうお腹が一杯である。

遅くなってからウナギなんて、身体に良くないよね。
何だか胃が重い。
明日以降は、少し食事を抑えて、体調を整えよう。
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慣れ


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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朝の気温が程よく、気持ちがいい気候になってきた。
まあ昼過ぎになると、また30度を越えてしまうのだけれど・・・
でも一時ほどの酷い暑さではなくなった。
いくら夏が暑くても、やっぱり秋は来るんだね・・・

昨年は記録的な暑さで、けっこう身体に応えた。
夏の初めの頃は、まだ体力があるので、何とか耐えられた。
しかし何日も続くと、次第に身体がおかしくなってくる。
疲れがじわじわと溜まってくる感じだ。
夏も後半になると、気温や湿気がちょっと上がっただけで、息苦しく感じるようになる。

ところが今年は、まだそれが無い。
テレビでは、昨年と同じで、史上最高に暑い夏・・と言っている。
人によっては、昨年より今年の方が暑いと言う人もいる。
それなのに、昨年ほどのダメージは、今のところ受けていない。

やっぱり身体が慣れてきたのだろうか・・・
もちろん暑いには暑いし、汗も大量にかくのだが、身体がそれに負けている感じがあまりないのだ。
毎週のように、炎天下に撮影に行っているのに・・・
まさか歳のせいで、暑さが分からなくなってきたわけではないと思うのだが・・・

思い当たる事といったら、今年は徹底して某大手製薬会社の経口補水液を飲んでいることであろうか。
あれは糖分を含んでいるので、特に糖尿病の人は、飲みすぎは良くないと言われている。
しかし冷蔵庫に常備し、夜寝るときは枕元において、夜中に目が覚めると、一口飲むようにしていた。
もしかするとあれが効いているのかな・・・

実は噂で(というか関係者から)聞いたのだが、あの製品にはかなり効果の高い成分が入っているらしい。
咳が長く続く時などには、あれでうがいをすると効果があるという。
一度に大量にではなく、一杯ずつ日に何回もうがいするのだそうだ。
大体数日で治る・・と言っていた。

効果を表記は出来ないようだが、単なるスポーツドリンクの高級版では無いらしい。
まあうがいの話は、真偽の程は定かではないので、あくまで噂話程度に考えていただきたい。
Mrs.COLKIDが試したところ、何だか効いたような気がする・・とは言っていたが・・・
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屋根


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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豪雨の際に事務所で雨漏りがあったので、修理しようということになった。
梯子で事務所の屋根に上るのだ。
昔だったら、僕が一番最初に行くところだが、今はもう年齢が年齢なので無理ができない。
だいいち、つい先日、高いところから落ちかけたばかりだ。
しかも頭上注意のお告げまで受けたし・・・(笑)

というわけで、若い社員が上るのを脇で見ていた。
屋根の上を見たがる人もいたが、かなり高いところなので、要領の悪い人には任せられない。
身のこなしが軽くて器用な人だけに絞った。

長い梯子を立てかけて、ひとりずつ上っていく。
下では我々数人で、梯子が倒れることが無いようにがっちり押さえた。
足を出すたびに梯子がしなるので、押さえる方も力が必要である。

何人か上っていき、屋根の上で話す声が聞こえてきた。
下では内容までは聞こえないが、何やら話し合っている。
雨漏りの原因を探っているのだろう。
素人でどこまで直せるかは分からないが・・・

そのうち、ウワッという叫び声が聞こえてきた。
屋根の上で、何やら人が動き回っているのが分かる。
何か起きたようだ。

ひとりが梯子のところに戻ってきて、「ハチ・・ハチ・・」と言っている。
見るとその周辺を何やら虫がブンブンと飛んでいる。
そしてひとり、またひとりと、慌てて梯子を降りてきた。
撤収である。

どうやら屋根の上は蜂の天国のようだ。
使用していないエアコンの古い室外機が、何台か放置されている。
その下や隙間などに、いくつか蜂の巣があるという。

直射日光がガンガン当たるあんな暑いところで、生きていけるのだろうか・・・
と思ったが、最近導入した新しいエアコンの室外機からは、水がどんどん出て、排水口まで流れている。
それを飲み水に出来るし、人も来ないので、環境としては理想的なようだ。

これはまずは蜂の退治からだな・・・
とりあえず雨漏りの原因も、だいたい掴めたようだ。
蜂用の殺虫剤と、コーキング材などを買ってきて、後日再度トライすることになった。
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防水靴


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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台風が過ぎても、雨は毎日のように降る。
天気予報では、今日は晴れとか曇りとか言っていたのに、突然雨が降ってくる。
それも大きな音を立てて降る激しい雨だ。
大気の状態が不安定で、予測がつかないようだ。

梅雨のシーズンが過ぎても、引き続きゴアテックスの靴を、ローテーションして履いている。
同じ防水でも、アッパーに撥水加工を施した程度では、太刀打ちできないような降り方なのだ。
大きな傘をさして、気をつけながら歩いても、普通の靴では内部に水がどんどん浸入してくる。
透湿防水機能のある完全防水の靴が必要だ。

この前書いたように、気候の変化のせいで、靴の防水性の重要度が増している。
カラッと晴れた日でも、天気予報が当てにならない以上、防水靴で行くしかない。
今後は透湿防水加工の靴が標準となり、それ以外はサンダル・・という風に、靴のあり方が変化していくかもしれない。

もっともゴアテックスでも、短靴だと履き口から水が入ってくることがある。
いい気になって水溜りの中をバシャバシャと歩くのは危険だ。
水が跳ねて、履き口の隙間から入ってきたら悲惨である。
やはり防水機能が本来の効力を発揮するのは、履き口が上の方にくるブーツなのだろう。

寒い季節には、ブーツの中は意外に乾燥していて、快適に感じることもあるのだ。
だが今の暑さだと、ブーツはさすがに辛いよな・・・
内部が蒸れて大変なことになる。
まあ、真夏の暑い中でブーツを履く根性のある人も、たまに見かけることはあるが・・・

季節が変わって、もう少し涼しくなってからも、台風や大雨が続くとしたら、防水機能のあるブーツがあと何足か必要になるな・・・
冬を前に、こちらももう何足か加えないとダメかな(笑)
何しろ異常気象のせいなんだから、これはもう仕方がない。
ああ、早くブーツの季節にならないかな・・・
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侵入者


Z9 + NIKKOR Z 24mm f/1.8 S

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運送業界は人手不足のようだ。
先日ちょっとトラブルが起きた。

その日荷物を引き取りにに来るはずの運送会社が、夕刻になっても来ない。
担当者がどうなったかと電話してみたところ、運送会社の電話口の人が調べてくれた。
その結果、もう行きました・・という返事であった。

え・・・?
でも誰も運送会社が来たのを見ていない。
何しろ持っていくはずの荷物が、倉庫にそのままになっている。
まだ来ていませんよ・・と担当者が答えた。

しかし電話の向こうの運送会社の人も、ウチの工場から引き取ってきた荷物がここにあるという。
引き取ってきた荷物に、なぜか「配達不可」というシールが貼ってあった。
これはどういうことだろう・・と、そのままあちらの倉庫で放置されている・・というのだ。

そんな馬鹿な・・・
今日出荷する荷物はまだここにある・・と担当者は言う。
あちらも、ドライバーはちゃんと引き取って来た・・と引かない。
話が平行線になり進まないので、一度電話を切り、何が起きているのか、お互いもう一度調べることになった。

荷物に貼ってある伝票に書いてある宛先を見てもらうと、覚えのない名前で、少なくともこの数日で出荷した送り先ではない。
もしかして違う会社に取りに行ったのではないか・・と聞いてみた。
しかし、間違いなくウチの会社に行って持ってきたものだ・・と言う。

そうしているうちに、何週間か前に出した伝票に、その宛先の名前があることに気付いた。
さらに調べてみると、送った先が不在で配達できず、一度返品されて、そのままウチの倉庫で預かっていた。
今日の荷物とは違う得意先から受けたものだし、輸送した運送会社も違う。
まったく関係の無い荷物なので、最初分からなかったのだ。

でも、その関係無い荷物が何でその運送会社にあるの??
そもそもその「配達不可」と書かれた伝票だって、別の業者のものなのだ。
それを聞いて、運送会社の担当者も焦り始めた。
いろいろ調べていくうちに、何が起きているのか分かってきた。

実はその運送会社が人手不足で、別の部署からドライバーを借りてきたのだという。
ところがそれが少々問題のある人で、責任を持って仕事をしてくれない。
言われたからやるだけで、あとはどうなろうと知ったことではない・・という態度なのだ。

その人がウチの会社に来たところ、ちょうど昼休みで人がおらず、シャッターも閉まっていた。
休み時間でも事務所に連絡があれば、いつも誰かが対応するようにしている。
しかしそのドライバーは、勝手にシャッターを開けて、たまたま近くに置いてあった製品を積んでしまった。

恐らく中には、倉庫に出しておくから、運送屋さんは勝手に持っていって・・という会社もあるのだろう。
しかしウチは何社かの運送会社が入っているので、そんな危険なことは出来ない。
いつも担当者が、運送会社ごとに分けて、出荷する荷物を台車に乗せて管理している。

万が一にも間違って持って行かれたら大変なので、当日出荷する荷物は、倉庫の少し奥の方に置いてあった。
社員が立ち会わないと、簡単には持って行けないようにしたのだ。
ところがそのドライバーは何を思ったか、たまたま一番手前に立てかけてあった荷物を、勝手に自分のものだと思った・・と言うのだ。
違う運送会社の伝票が貼ってあるにもかかわらずである。
どういう思考回路なのだろう・・・

担当者は、それでは泥棒と一緒ではないか、と激怒した。
電話口の相手も、最初は自社のドライバーに呆れていたが、これは責任問題になると、事の重大さに気付いて慌て出した。
ははは・・すいません・・では済まない。
無断で倉庫に侵入して、勝手に荷物を積んで、そのまま何も言わずに帰ってしまったのだ。
持っていった荷物が、たまたま返品されたものであったからよかったが、その日に他の運送会社で出荷するものであったら、損害が出るところであった。

結局翌日、その運送会社のセンター長が謝りに来た。
こういうミスが二度と起きないようにと、対策をまとめた書類を持ってきた。
ウチの方にしても、休み時間に部外者が侵入したのに気付かなかったわけで、これはこちら側の問題である。
早速監視用のセンサーやカメラなど取り付けて、常に侵入者が分かるようにした。

それにしても、人員不足で質が落ちてきたなあ・・・
今後そういう世の中になっていくのだろうか。
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首塚


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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祟り神の中でも、強大なパワーがあることで知られるのが平将門である。
百戦錬磨の武将で「戦いの人」だった・・という事もあるのだろう。
10世紀ごろ、現在の茨城県西部を地盤に活動し、朝廷に対し反乱を起こした。
権力を振りかざす朝廷を震え上がらせ、「新皇」を名乗り関東に独立国を作ろうとした人なので、こちらでは人気のある武将である。

我々の世代にも知られているのは、NHKの1976年の大河ドラマ「風と雲と虹と」の影響が大きいだろう。
最終回で加藤剛さん演ずる平将門の頭を矢が貫くシーンは、今でも強烈な印象となって残っている。
まあ加藤剛さんではちょっと美男子過ぎるようにも思うが・・・

ご存知の通り、大手町には現在でも将門の首塚がある。
940年、将門公は現在の茨城県坂東市岩井付近で討ち死にし、首が京都の東市で晒されたという。
ところがその首が三日後に自分から故郷の東方へと飛んで行き、武蔵国芝崎村で力尽きて落ちた・・という伝説が残っている。
そこが現在の大手町の首塚の場所だという。

この首塚に何かしようとすると禍が起きることは有名である。
そのため現在でも大手町のビル街の一角に、手を出せない特殊な空間として残っている。
京都から飛んできたというのは創作だとしても、現代でも具体的に影響力を持ち続けているところが凄い。
実際将門の首塚は人気で、今でもお詣りに来る人が絶えない。

神田明神の紹介記事でも書いたが、将門の首塚のすぐそばに、神田明神の前身に当たる神社があった。(ほんの百歩ほどの距離だったという)
神田明神は730年に出雲氏族の真神田臣によって大己貴命(だいこく様)をご祭神として創建されたといわれている。
もしここに本当に将門公の首が埋まっていたとしたら、誰かが京都から首を持ち帰り、神社のそばに埋葬した・・という事なのだろう。

1309年には、首塚周辺で起きる天変地異などの怪現象を抑えるため、近くにある神田明神で将門公が奉祀されご祭神となった。
その後、徳川の時代になり、江戸城の結界を強固にすべく、鬼門として神田明神は現在の場所に移された。
将門公の強いパワーを、江戸城の守りに利用しようというのだから、凄い発想である。

明治時代になり、逆賊である平将門を祀ったままにするのはいかがなものか・・という話が出た。
政府が天皇を中心とした国づくりを目指しているのに、朝敵の将門公を祀るのは上手くなかったのだろう。
そのため神田明神では、何と将門公を御祭神から外し、摂社に落とすことになった。
代わりに少彦名命(えびす様)を祀り二柱を維持した。
将門公は人気があるので、当時は東京の人たちから強い抗議の声が上がったという。
将門公のご祭神が復活したのは、ずっと後の昭和59年(1984年)で、どうも前述の「風と雲と虹と」のヒットで平将門人気が高まったことも理由らしい。

江戸城の鬼門になるくらいであるから、神田明神は徳川と深く繋がっていた。
明治維新でいきなり立場が変わってしまい、新しい明治政府との関係はいろいろ大変だったのではないかと思う。
神仏分離令もそうだが、明治維新で世の中がひっくり返り、多くの神社仏閣は生き残るために様々な対応をしなければならなかった。

実は大手町の将門の首塚の方は、関東大震災の時に崩れてしまい、その後一度更地にされてしまったことがある。
その際、内部の発掘調査が行われ、実際には首は埋まっておらず、将門公の時代より古い5世紀頃の古墳があったことが分かっている。
古墳の石室がみつかったが、盗掘された痕跡があったという。

そのため、もともとそこにあった塚(古墳)を、皆が恐れる将門公の首と結びつけただけではないか・・とも言われている。
しかし一度埋めた首を誰かが掘り返して移動した可能性もあるので、事実はなんとも分からない。
神様は人々の信仰の心を源としているそうなので、これだけ多くの人たちが将門様と崇めれば、首があろうが無かろうが、強大なパワーにはなるのであろう。

ところで以前会社で働いていた茨城県の男性から、驚くような話を聞いた事がある。
その男性の出身地では、今でも平将門を信仰する地域があり、町内が二つに分かれているのだという。
将門公の時代から1000年以上経っているのに、一部の地域で信仰がずっと続いているのだ。
地元の人たちにとっては、自分たちを苦しめる朝廷に立ち向かってくれたヒーローであり、将門公がいかに大きい存在であったかが分かる。

将門公が寵愛した桔梗姫という女性がいたのだが、その女性の裏切りがあり、将門公が敗北したという伝説が残されている。
そのため将門公を信仰する地域では、いまだに桔梗を植えるのはタブーになっているという。
その男性も、娘さんが桔梗の柄の浴衣を着て、お祭りに行こうとしたので、慌てて止めさせたと言っていた。

平将門の時代から1000年というと、世代としても30代以上になるだろう。
その間ずっと語り継がれ、守られてきたのだから、将門公のパワーは本当に凄いと思う。
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知らせ


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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台風の影響は続く。
午前中は会社で仕事。
午後はカメラを持ってまた神社に行ってきた。

天気はご存じの通りで、まだかなり降るという予報が出ている。
しかし雨が降るのは一時で、それ以外の時間帯は、青空が見える瞬間もある。
そのタイミングを利用して、撮影しようと思ったのだ。

こういう天気なので、神社に来る人は少ない。
撮影には好都合である。
ふたつめの神社に行ったところで、空を暗い雲が覆い、雨がパラつき始めた。
さっきまで日が射していたのにな・・・

本殿の裏にある、小さめのお社の屋根の下で雨宿りをした。
けっこう強く降ってきた。
この雨で、しかも神社の裏の方だし、ここには誰も来ない。
僕一人だけだ・・・
あとはキツネさんが一杯(笑)

雨の勢いがさらに増してきた。
ここまで濡れながら撮影していたが、さすがにこれでは傘が必要だ。
リュックから傘を出そうと思い、その場でしゃがんだ。

すると、ドンッと音がして、目の前の木から大きめの枝がひとつ、地面にドサッと落ちた。
かなり大きな枝のかたまりで、葉も少し付いているし、切り口は白い。
最初は動物が折ったのかと思って、木の上の方を見回したが、何もいなかった。

もしかして、何かを伝えてくれようとしている?
普通こんなに元気な枝が、折れて落ちることはないよな・・・
キツネさんのいたずらかな・・と思いながらも、傘をさして先に進んだ。

狭い鳥居をくぐって、祠の一つにお詣りした。
それから裏山の斜面にある急な階段を上って行く。
その上にある祠にもお詣りした。

急階段の上から、神社が見下ろせるので、写真を撮ろうとしたが、傘を持ったままだと、上手く撮影出来ない。
仕方なく、一度傘をたたんで、片方の腕に挟んでカメラを構えた。
それでも上手く撮影できないので、傘を股に挟んで両腕でカメラを持って撮ろうとした。

両手両足が塞がった、おかしな体勢で撮ろうとしたので、ふらりとよろめいた。
危ない!
階段の途中で体勢を崩し、転びそうになった。
カメラをドンと手摺にぶつけて、何とか倒れるのを回避した。

あそこで転倒したら、そのまま下まで転げ落ちていただろう。
あの高さから落ちたら大怪我である。
しかも誰も来ないから、しばらく発見もされなかったろう。

これは危機一髪だったな・・・
きっとあの枝は、キツネさんが危険を知らせてくれたのだろう。
こういう知らせは、ちゃんと気付かないと駄目だな・・・
帰りがけに、傍らのキツネさんに、もう一度挨拶をした。
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週末の対策


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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SNSで台風が消えてしまったようなことを言っていた。
だいぶ形が崩れてきたようだが、どうなのだろう。

夕刻までに天候が少し落ち着いて、雨も弱まっていた。
もうこれで台風もおしまいかな・・と思ったが、テレビではまだ緊急事態だと言っている。
これから週末、来週初めにかけて、かなり降るようだ。

昨晩はやはり凄い降りだったようだ。
マンションの中にいると、外の様子が分からないので、あまり実感が無かった。
しかし今朝出勤途中、いつもの川を覗き込んで目を疑った。
手の届きそうなところまで水位が上がっている。
この川があそこまでの状態になるのは初めて見た。

事務所に到着すると、やはり室内に水が入っていた。
自分の机に行き、足元を見ると、結構な大きさの水溜まりが出来ている。
机の上の機材に被せておいたポリ袋も、予想以上に濡れている。
やはり昨晩は、雨漏りの水滴が盛大に机に落ちたようだ。

幸い机の上のパソコンは大丈夫だった。
昨晩ポリ袋をがっちり被せたのだが、そのポリ袋をどけると、内部はカラリと乾いていた。
電源を入れるとスムースに動き出し、今日は一日問題なく仕事が出来た。
とりあえずホッとした。

でもこの土日でまた降ると言っているな・・・
会社に誰もいない休日や夜間に、雨漏りがあると大変だ。
やはり今日もしっかり養生しておかないと・・・

終業の一時間くらい前に、作業をやめて、パソコンの電源を落とした。
大量のポリ袋を持ってきて、機材を丁寧に包んだ。
完全・・とまではいかないが、少々水が浸入しても、これなら大丈夫だろう。

工場でも製品が濡れたら大変なので、出荷前の荷物をすべて倉庫から工場内に戻した。
倉庫はテントなので湿気があるし、小さな雨漏りも多いので、週末は乾燥した工場内に入れておいた方がいい。
お陰で工場内は製品の乗った台車で一杯になっていた。
これで出来ることはすべてやったつもりだが、さてどうだろう・・・
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